金を稼ぐ力とは何か

2018年12月26日資産運用, 処世術

最近、金をザクザク稼いでいる人と接する機会が多く、それらの人達の特徴を観察する中で色々な気づきがあったのでここに認めたい(ザクザク稼いでいる人とは、年収3,000万円超、資産1億~数千億円というレベル感を指す)。

特に、お金を稼ぐのに学歴は関係ない、という点は間違いがないと確信した次第だが、この表現自体が雑駁すぎて、何となく意味は伝わるものの、本質的な意味を伝えられていないで分解して解説していきたい。

良く、お金を稼ぐのに学歴は関係ない、という表現が使われると、あたかも、学校行く必要がない、もはや文章かけず計算できなくてもOK、みたいな誤った理解を生みがちである。私が伝えたいのは学校に行く必要がない、という事ではなく、お金を稼ぐ為に必要な力とは何か、学校に行くことで得られるものは何か、といった事であり、それらをブレイクダウンしていきたいと思う。

お金を稼ぐとは何か

お金を稼ぐとは、資本家的な発想で行けば、株や不動産などを所有したり、デザインや音楽などの何かを創造したり、何らかの権益を得たり、人を使用したり事で対価を得る、という事である。そして、使用人的な発想で言えば、持てるスキルや経験、人脈や時間を販売して対価を得る、という事である。

資本家の場合、お金を生み出す資産を所有したり、創造したり、権益を得たり、人を使用する事が肝要だが、それらのいずれも、英語を勉強したり、国語で良い点数を取っても手にする事が出来ない。ではどうすれば手に入るかというと、①親から相続するか、②人からもらうか、③自分で生み出すか、しかない。

①②を無視して③に焦点を当てると、資産所有、創造、権益、人の使用、のいずれも、一定の仕組みを構築する必要があり、クリエイティビティが求められる。ただ、金持ちになっている人に囲まれて気づいた事は、金持ちが全員クリエイティブかというと、全然そんなことはない。

デザインなどを自分で生み出して稼いでいる人はごく少数で、残りの金持ちはクリエイティブな人や根性出して働く人などのチームを構築して、その輪の真ん中で利益を得ている人が殆どである。

輪を創る力とそれをコントロールする力

では輪がどのように出来るか、というと実はそこにクリエイティビティが一定求められる。例えば、不動産投資で言うと、仲介業者、銀行、管理会社、リフォーム会社、税理士、弁護士、大家さんの繋がり、等が関わってくる。それらの繋がりを維持しながら、良いサイクルを回していく事で資産が加速度的に増えていく。

チームがうまく作れなければその輪は機能しない。例えば仲介がヘボかったり、ババを掴ませてくる相手の場合、アッという間に破綻してしまう。つまり、チームを作る際に、相手の見極め、世の中における標準的なメンバーを理解した上で標準以上のメンバーを集めてくることが肝要となる。

つまり、標準以上の良いメンバーかどうかを把握する力と経験が必要となる。人に会わずしてそれは見極められないので、結局沢山の人に会う事となり、行動量が勝負を分けることになってくる。

また、人に会って会話して、相手を自分のペースに巻き込んだり、良い条件を出させたりする上でコミュニケーション力が欠かせない。行動できて、コミュニケーション力が高いとなると、職種で言えば完全に営業が当てはまる。

つまり、輪を作る力とコントロール力とは、営業という職種で磨かれる力といえる。

コミュニケーション力と行動力はどう身に着けるか

コミュニケーション力はスキルの一種なので回数こなす事が欠かせない。そして、上手な人について回ってそれを徹底的にマネする事だろう。また、行動力は行動を起こす根本となる、自らの志や目指すもの、絶対に譲れない何か、などが関わってくる。これらの動機があった上で、あとは自制心が揺れる心をコントロールすることになるだろう。

基本的に、学校の勉強で身につくのは自制心だけだろう。ちょっと目端の利く人間なら、数学Ⅲを年間3000時間くらいかけて勉強しても、得るものは何もなく、我慢力・自制心程度しか身につかない事はわかるはずである。

学校というコミュニティにいる事で一定程度のコミュニケーション力は身につくが、生き死にをかけてコミュニケーション力を磨くわけではないので、あまり期待は出来ない。

要は、金を稼ぐ為に必要なコミュニケーション力と行動力は学校の勉強では身につかないので、自分で身につけるしかない。

お金を稼ぐために何より大切な事

以上の力を身につけたら金持ちになるかというとそうではない。金持ちになるには、お金を持っている人が、どのような考え方でお金持ちになっているかを理解する事が欠かせない。

金持ちは、借金を恐れない。良い借金と悪い借金がある事を理解している。
金持ちは、金を生む知識や経験、人脈に惜しみなく金を投資する。
金持ちは、お金を生む輪がどんなものかを知っている。
金持ちは、お金を生む輪のそばにいる。
金持ちは、儲からない理由を探す人には近寄らない

こんなところが重要なポイントだろう。

ちなみに、金持ちではなく、学歴もなく、ただのサラリーマンだった人が、金持ちのあり姿に気づいて行動を始める姿も目撃してきた。彼らに共通するのは、貪欲に学び、貪欲に行動するという点にある。少しの失敗は行動量でカバーして成功に至るまで努力している。

その努力の方向は外れない。なぜなら、行動量が多いので、仮に努力の方向が間違っていたとしても修正して努力を重ねるからである。

という訳で、今の世の中誰しも金持ちになる環境はある。後は自分の持てる環境や資産を如何に活用していくかにある。人のつながりも資産に他ならない。稼げる人、自分よりも本当の意味で社会の仕組みがわかっている人に確りとアプローチして、明日からでも実践する事。

寧ろ、この記事を読んだら直ちに実践する事。そういう行動力が成否を分けるのだと思う。

以上


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

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