藤田ニコルはブスなのか?「性格」というワードで検索される彼女の人気の源泉とは
テレビをつけたら不細工な女性がひな壇に座っていた。何の番組だったかは覚えていないが、随分メインなポジションで写っていた。その後、色々な番組を見るにつけ、様々な番組に出演している事がわかってきた。
そして、芸人かフードファイターだと思っていたら、本人がモデル云々という話をし始めた。ネタだと思って聞いていたが、まじめにモデルという事を知って衝撃を受けた。
彼女とは、藤田ニコル、その人である。
ネット上でも沸き上がる不細工論争
彼女を不細工と思った自分の目がおかしいのか、心根が曲がっているのか、周りの人たちがどう思っているかを知りたくて、ネットを調べてみた。
すると、ズラズラと藤田ニコル ブス、という検索ワードが出てくる。
やはり、不細工だと思っている人が少なくない証だろう。そして、彼女はツイッターなどのSNSに良いねをする事も有るらしく、以下のような書き込みに良いねした事が大いに話題を呼んでいた。
「『よく見るとブス』って、てめえの面見てから言えよ。もし、ブスであったとしても、愛嬌であったり、性格であったり、個性だったり、顔じゃない魅力を持ってるからファンが出来るし、テレビに出られるし、モデルも続けられるんだよ。てめえに藤田ニコルの何がわかる」
上述のコメントは色々な要素をごちゃ混ぜに書いているので、何が論点なのかが不明瞭になっている。恐らく、記述した方は、何故藤田ニコル氏がテレビに出られるか、何故人気があるのか、を訴える為に批判的な立場を取る人達に反証しているのであろう。
しかし、純粋に彼女の容姿という観点で言えば、批評している人達の容姿は、彼女の容姿の判定に関係はない。よって、てめえの面見てから言えよ、という反証は意味をなさない。また、愛嬌や性格、個性も容姿とは直結しない。
そして何より、本人が良いね、を押しているという事は、この反証が本人の認識と少なからず一致している、即ち、私ブスかも・・・でも他の要素が支持されているし、人気なのよ、と思っている可能性が高いと言えるだろう。
藤田ニコルの地顔力
SNSの書き込みを批評していても真実は見えてこないので、彼女の顔を眺めた上で、改めてブスかブスでないか、という観点で語ってみたい。
先ず、彼女は地顔ベースでは美人とは言えない事は誰しも認めるところだろう。ニコル、という名前がついているからには、ハーフ=地顔美人、という日本人の期待感を超えてきて欲しいと誰もが思うだろうが、残念ながら一般人と大差なく、平均点、若しくは平均以下、とも言いうるレベル感であろう。
滝川クリステル、トリンドル玲奈、ベッキー、ホラン千秋、マギー、ローラ、ダレノガレ明美など、美人が居並ぶハーフ業界において、地顔では全く勝負にならない。何が美人かという論争については、以下の文章を参照されたくも、要は白人的な要素を持つ容姿が一般的に美人と言われている昨今においては、とても美人とは言えないだろう。
では、化粧をするとどうだろう。こちらもまた、美人、とは言い難い。動画でも、静止画でも、美人というには程遠い容姿に見える。
キャバクラ若しくはお水系の現場に現れそうな、田舎から出てきた厚塗りの女子、という印象を受けるし、私ハーフです、と宣言すると、「えっ!あー・・・それはそれはどうも・・・」と静かに話題を変えたくなる、そんな様子である。仮に地顔が美人だったら、会話を広げるべく、出身地でも聞くものだろうが、多くの男子においては、会話は閉じる方向に向かう事は容易に推測される。
日本人女子のかわいいに該当する容姿
それでは、ただブス、ハイハイ終わり、フードファイターや森三中のようなポジショニング・・・かというとそうではない。
上述の通り、キャバクラに出てきそうな田舎から出てきた厚塗りの女子、とは、かわいくなろう、美人になろう、として頑張っている女子なのである。地顔は整形しないと変わらないが、化粧や服装で、ブスはかわいい子になりうる。
仮に日本人の6割がブスに分類されるとすれば、彼女はその6割の希望の星なのである。
ハーフ、モデル、という入り口で芸能界入りしつつも、実需的にはブスが努力して「かわいい」というポジションに身を置く事で生き残っている。
更に、個性のある性格、女子に嫌われないトーク力など、6割に受ける生き方を自然としている故に、人気が高いと分析される。
強豪居並ぶ芸能界において、入り口と出口を変える、そして実需を捉える感性は、本人は自然体なのかもしれないが、プロのビジネスパーソンとも言える能力であろう。
仮にコンパに藤田ニコルが現れたらどうなるか
先述した、ローラ、ホラン千秋などが参加するコンパに藤田ニコルが現れたらどうなるだろうか。
正直言って不発弾処理、ババ抜き、に近い凄絶な戦いが男たちの間で起こるだろう。
が、しかし。
が、しかし、である。
仮に不発弾担当になった男子も、「いや、マジやべぇ、はめられた・・・って思ってホテル行ったけど、スタイル良かったし、意外と面白れぇ。でもなー、ホラン千秋マジかわいかったな、お前ら殺す」という会話が成り立つ。
単に殺意を覚えて終わり、とはならない、それが彼女の愛嬌であり、身体的なプラス面なのだろう。
まとめ
という訳で、結論を言うと藤田ニコルは地顔ブスである。瞳を閉じても、じっと見つめても、どう見てもブスだろう。だが、その辺のハーフタレントとはポジショニングが違う。
彼女は6割の日本人女性にとっての希望である。かわいい、とは何かを体現している現代の象徴である。
日本は島国であり、アメリカに負けた敗戦国の為、西欧米コンプレックスが強い。故に、ハーフという遠い異国の血を引く人々は、島国に生まれた日本人が知らずと憧れる存在となっている。
本来、そんな憧れの対象でありながらも、自分と似た不細工要素を持ち合わせている。でも、ちょっと手足がすらっとしていて、日本人とハーフの合体版のような存在。
不細工さをカバーしたい、という情熱、努力。女性が生まれながらにして持っている、根源的な渇望を、一生懸命体現している、その象徴。
それが藤田ニコル氏なのである。
以上
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大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」
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