辻希美が嫌われている3つの理由と、嫌ってしまう人の2つの心理

2018年3月17日日本の論点

プロ炎上ブロガーの存在を知った衝撃

元モーニング娘の辻希美のブログが炎上した、というニュースを時々見る。

葬式に参列した時にリボンをつけていたとか、産後2ヶ月の赤ちゃんを遊びに連れて行ったとか、明らかに常識はずれと思われるようなこともあれば、子供の弁当の献立などでボロカス言われて炎上することもある。

要は、嫌いだと思っている人が多く(もちろん一定の支持者もいて)、嫌いなので何か足を引っ張ったり、ハメてやろうとか思って、ブログをワザワザ見に来るので、ブログのPVが増えるのである。

そして、度重なる炎上によって、辻希美はブログの公開だけで月収500万円を稼ぎ出しているという。これは本当にすごい。その辺のサラリーマンが汗水流して働いて得られる金、子育てしたり、食費に使ったり、一生懸命やりくりしている金を、ブログの記事だけで稼ぎ出しているのである。

どんな有難い事が書いてあるのかと思い、試しに、辻希美のブログを見て見たが、弁当のメニューと共に、子を持つ母の日常が記載されているだけで、少なくとも私にとっては何も価値を見出す内容ではなかった。

ハンバーグがどうのとか書いてあったが、サイトの雰囲気やデザインからして、DQN感満載で、旦那さんがいるとしたら、若い頃にシンナー吸ってボロボロになった歯をメンテナンスしたけど、笑うとバレるので笑顔が不自然・・・という感じかな、と思っていたら杉浦氏なる芸能人が配偶者とのこと。

どうやら夫婦揃ってブログを更新し、炎上させたりしながら荒稼ぎする、という新しいビジネスモデルにて成功した夫婦のようである。

なぜ辻希美のブログを見る人がいるのか

パッと見た瞬間に、人生になんの得にもならない、と判断出来るようなブログをわざわざ見に行く心境がわたしにはさっぱりわからない。さらに、アンチになって、攻撃したい、と思うその心根の終着駅が何処にあるのか、幾ら想像を働かせてもわからない。

私はお金に変わるもの、お金を得られるものには強い関心を抱く人間なので、辻希美の記事を見に来る人の心境を知ることはビジネスに繋がるのではと思い、考えてみた。

辻希美が嫌われている原因

①経済的豊かさへの嫉妬心

明らかにDQNでビジネス等への知見が無く、物事への深い思慮が出来なさそうなのに、自分より圧倒的に金持ちである事が、団地などで暮らす(あまり経済的に豊かでない)主婦層の嫉妬心に火をつけているのではないか。

②若くして子供を授り幸せそうなことへの嫉妬心

子供が中々出来ない、若しくは歳をとって漸く授かった人からすると、若くして子供を授り
DQNな(常識はずれな)育て方をしているのが許せないのではないか。

③有名で煌びやかっぽいことへの嫉妬心

世間的に無名で、ご近所の町内会の奥様同士くらいしか知り合いのいない主婦にとって、世の中の誰もが知っている知名度があり、その生活を煌びやかっぽくブログで書いているのがムカつく人がいる。

とまあ、こんな感じの理由が推測出来るだろう。アンチの心境は概ね嫉妬心で整理できるのではと考える。いやいや、嫉妬心ではなくて、怒りだ、とか、不快感だ、とか色々言い換えられるかもしれないが、まあどんな感情も似たようなものであって、何故 辻希美にこだわるのか、その根源を辿らねば問題は(別に問題じゃないのかもしれないが、とりあえず問題とすると)解決しないだろう。

辻希美を嫌う人に宿る、根本的な原因

辻希美に嫉妬したり、恨んだり、怒ったり、不快だったりする人は、短期的な理由をあげるとすれば、彼女以外の人に視野が向いていない、向けるだけの経験値がない、広い世の中への感心が足りないと言える。彼女のような炎上系ビジネスパーソンに関心を持ち、それにとらわれてしまうような経験値しかないから、とらわれてしまう。明らかに価値のない情報を発信しているのに、それが絶えず気になるというのは、気にするぐらいの人生しか歩んでいない、ということだ。

また、長期的な視点から理由を挙げれば、自らの中に「自分の人生をこう生きたい」という志がないので、今のこの瞬間を消化する生き方となり、目の前にある嫉妬や不快感に捉われてしまうのである。私は彼女のページを開いたその瞬間に、これは人生の時間を無駄にした、とまじめに思ってしまった。

あたかもKindleで買った本が、なんの中身もない情報商材崩れだった時ぐらいにショックを受けたものである。何故ショックを受けるかというと、自分の時間は志の下に有限であって、その時間を最大限活用せねばならない、と信じているからである。

まとめ

というわけで、テーマに戻ってまとめると、アンチ辻希美がいる理由は、

①広い世の中への関心
②人生に対する志

の2点を持っていない人が世の中に膨大にいる、と結論付けられる。

私は辻希美になんの関心もないが、彼女の展開するビジネスモデルが生み出すキャッシュの額には関心がある。なぜなら、そのキャッシュの額は日本人が如何に①②がないかのバロメーターだとも言い得るからである。

もし、アンチ辻希美の人が、この記事を読んだとしたら、如何に人生の時間を浪費しているのか、改めて感じて頂ければ幸いである。

以上

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この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

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