エルサレムとユダヤ教徒②

2018年1月20日世界史の窓

ユダヤ、キリスト、イスラムの3大宗教は時代の荒波に揉まれながら独自の発展を遂げていった。

いずれも、一神教、つまり唯一神を崇める宗教であり、相容れない性質をもつ宗教だった為、お互いがお互いを排斥していった。

ユダヤ教はヤハウェが唯一神であり、その神の言葉を告げる預言者がモーゼ。

キリスト教は実はヤハウェが唯一神だが、預言者であり救世主のイエスキリストの個人崇拝の色が強い。

イスラム教はアッラーが唯一神。

ユダヤとキリストは神様一緒なら仲良くしたらいいじゃん、と思ったりしますが、神さまを崇めるまでの考え方が違ったりして喧嘩するわけで、その喧嘩が2000年以上も続いているわけです。

キリスト教は設立当初、貧しい人達に入り込み、良い行いをしたら報われる、だから良い行いをしなさい、というロジックで勢力を拡大。

例えば、良い行いしたら報われる発想→疫病で倒れて誰も近づきたがらない死人を埋葬してあげる→その姿に感動→信者獲得、といった具合です。

当時のキリスト教は新興宗教でオウムなみの危険集団と捉えられており、一神教という狂信的な性質を恐れたローマ帝国から迫害されまくってました。

でも、一神教ならではの信仰心の強さと、人の心につけいる技をもって、ローマの公認宗教に成り上がったことで、ついにヨーロッパのスタンダードとなる宗教となりました。

続く


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

■関連記事

良く晴れたとある春の日、街中で「特別展人体 神秘への挑戦」という看板を見かけた。 過去に海外で人体の不思議展を幾度か見てきたが、どの展示会も外れた事がなかった。やはり、人体に関する展示というのは、自分...   続きを読む »

昨年、トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認めたというニュースが駆け巡った。 私もこれには相当おどろいたが、世界の全体最適的な観点からすると、人種や民族の対立を悪戯に煽る最悪の発表だったと言...   続きを読む »

5日目: アグラ市内観光(世界遺産タージ・マハル、世界遺産アグラ城等)。 今日も朝8時くらいにチェックアウトして出発。毎朝早い時間におきるうえ、ホテルチェックイン・アウトが続く為、とにかくバタバタする...   続きを読む »

以下は私が10年前に書いた文章である。 とある日、経済思想の歴史を勉強していた時のこと。。。 儒教から朱子学が生まれ、朱子学が日本へ伝わり、江戸時代には多事争論を抑えるべく、幕府が寛政異学の禁を発令し...   続きを読む »

3日目:デリーからバラナシへ 朝、ホテルをチェックアウトしてデリーの空港へ向かった。 デリー、アグラ、ジャイプールは車で移動できる距離(5時間くらい)にあるので、ゴールデントライアングルと呼ばれており...   続きを読む »

ページトップへ