【実はブス?】本to美女のビジネスモデル分析【東京カレンダーと類似?】

2018年4月2日資産運用, 日本の論点

本to美女なるサイト

一言で言えば、「美女」と称する女性たちが本を紹介するサイトである。
(美人か?と思うケースが多々あったが、とりあえずその点は横においておく)。

このサイトを見たとき、ビジネスの観点から、実に目の付け所が良いサイトだと思った。以下にビジネス的な観点から当該サイトの強みを分析してみたい。

① 女性たちの承認欲求を満たす事で肖像権をタダで利用

書評サイトというのは世に溢れているが、かわいい子そのものをコンテンツに仕立て上げているからである。

例えば、Youtubeでもかわいい女の子が番組を作っているケースがある。ユーチューバーのashitanowadaiさんとか、結構有名な例だろう。

このケースではドラクエのシリーズの何かを紹介しているのだが、もう全然頭に入ってこないが、なぜかページから離脱出来ない。というのも、ちらちらとこの女性が出てきて笑ったり、喋ったりするからである。

モデルの女性の目立ちたがりたい欲をコンテンツに変えられる点が凄い。女性からしてみれば、モデルになって有名になれる、と言われれば悪い気はしないし、企業からしてみれば無料の労働力を手に入れて、それを金に換えられる。

② 本という無尽蔵且つ無料に近いリソースを活用

本を買うのは大して金がかからず企業にとってみれば実質タダのようなものである。純粋な書評サイトなら、文章のクオリティが重要だが、このサイトの場合、モデルの写真でいくらでもごまかせる。

ライターが無料で記事を書いてくれるのかどうかわからないが、文章のレベルを見る限り、さしてハイレベルなライターが文章を作成しているとは思えない。

③ 殆どコストをかけずにウェブでコンテンツを展開

サイトの構成を見てみたが、中身は略ブログと変わらない構成となっている。よって、極めて安価にサイトを立ち上げ、運営できる。写真撮影等の設備に金はかかるかもしれないが、一度作ってしまえば後は略無料で利用できる。かかる費用と言えば、カメラマン、ブログ管理者、モデル等のリクルーター、人事総務、とかの人件費くらいだろう。

纏め

① 女性たちの承認欲求を満たす事で肖像権をタダで利用
② 本という無尽蔵且つ無料に近いリソースを活用
③ 殆どコストをかけずにウェブでコンテンツを展開

と言ったポイントをカバーしており、実に面白いビジネスモデルである。実は、東京カレンダーもコンテンツは一般人を募って書かせており、それをウェブサイトに投稿しているので、実にコスパが良い仕組みになっている。

最近はウェブサイトは殆ど金をかけずに立ち上げる事が可能になってきており、サイトを爆発させるPRもフェイスブックやグーグルに金をぶち込めば難しくなくなってきている。

よって、これらのビジネスモデルにおいて、何より重要なのは、サイトコンセプトとそれに基づくテーマ設定、サイトデザインである。そして、上述の①②③のような低コストのリソースをサイトにインプットする仕組みなのである。

ちなみに、儲ける為には当然マネタイズの方法を考える事が重要である。ウェブビジネスにおけるマネタイズの方法は①物販、②広告、③会員収入、の3種類に大別されるが、アクセス数さえ稼げれば広告収入で当面は引っ張れて、そこから物販や会員収入へと移行していくと、爆発的に利益が伸びていくのである。

以上

興味があればこちらもどうぞ『~現代の大衆文学~ 東京カレンダーは下らないのか?』

興味があればこちらもどうぞ『東池袋52はブスなのか?』


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

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