バンコク最終日

9月20日、バンコク市内にて

工事の音で目覚めると、AM10時45分。チャイナタウンで食事しようと、タクシーに乗る。

路上の屋台に足を止め、しばし料理の様子を見る。てきぱきした動きでチャーハンらしきものを作っている。美味しそうだ。。。と思ったら、横においてあった大きなポリバケツの水をすくい、食器を洗い始めた。その時ちらほら雨が降っていたが、余裕で雨水が入っている。

ヤバイと思いながらも、覚悟を決め、食すことに。食中毒が不安ながらも、味は良い。かなりからいが、ガツガツいける味だった。辛さが遅効性だったので、途中でギブアップ。舌と口の周りがしびれた。

タイのクーデターを体感した日

食後王宮へ。渋滞が発生しており、所々に自動小銃を持った兵士が立っている。クーデターは本当だったかと思いながら、さらに進むと、テレビ局のカメラが何台も終結していた。タイ陸軍府には数名の兵士が居たが、観光客の撮影に笑顔で答え、一緒に写真を撮っていたりした。ずいぶんのんびりしたクーデターだと思った。

さらにしばらく歩くと、戦車が道を封鎖していた。付近には人だかりが出来、野次馬だらけだった。ここぞとばかりに現れたアイスクリーム屋、リヤカーを引っ張ってくるドリンク屋、昨日の占領時の映像を熱弁と共に売りまくるDVD屋と、ビジネスチャンスを狙うつわものが多く見られた。

まぁ安全で何よりと思いつつ、タイの友人と会う。二人でマッサージに寄った後、バンコクで一番高いバイヨークスカイタワーに上った。景色は良いが、何瀬排ガスのひどいバンコクは、晴れていても曇り空だった。中にある展示を見て楽しみつつ、最上階のバーへ。次第に暮れ行くバンコクを眺めながら、他愛も無い話をしていた。

午後七時過ぎ、空港へ。タイ人の友人は空港まできてくれて、見送りをしてくれた。旅は短い期間で多くの出会いと別れを経験させる。別れるのはつらいが、沢山の出会いと別れは人生のスパイス。二度と会わないわけじゃない。

今、飛行機でこれを書いている。いつも旅行に行き、帰るときには、かならず米米クラブの浪漫飛行を思い出す。そして、藤井フミヤの「Another Orion」を思い出す。

もしかしたら、旅先であった人たちも、俺自身も共に過ごした時を忘れてしまうかもしれない。それでも良い。その時考え経験したことは、次の新しい旅に、出会いにつながっていく。忘れられない思い出は、いつまでも残る。

人種を超えて、国を越えて。10日間で、たいした旅行でもなく、旅というには程遠いお遊びではあったが、関わってくれた沢山の人に言葉では届かぬ感謝の気持ちを記して、筆を置く事にする。

9月21日、SQ996便東京行きの機内にて。

思い出の写真たち

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この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

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