ガイアの夜明け 〜静岡伊豆の天城荘の改革〜

伊豆の老舗、天城荘はバブル時代に10億円を売り上げていたが、どんどん客離れが進んで、3億2000万円の負債を抱えた。

その旅館をリバティー社が買収して再生を始めた。

このストーリーはガイアの夜明けで放送されていたものだが、実に興味深いものだった。

旅館が蓄積してきた、旅館運営のノウハウ、働いている人達、旅館としてのストーリーなど、あらゆる有形無形のアセットをフル稼働させて再生させる。

その再生を手がけていたのが、リバティー社の福原氏。

小規模旅館の再生のプロである。

社員80人、売上8億円、とのことで、小規模の旅館を探しては、ホームページを最新にして、宿予約サイトに部屋の出品を代行している。

月額2万円と予約代金の5%が収入になるとのことだが、なかなか面白いニッチな市場を商売にしている、というので実に興味深かった。

また、福原氏の夢が、小さな宿を集めて、巨大チェーンに対抗する、というのが実に痛快であった。

日本は今、アジア最大の旅行スポットになりつつある。

見所の少ないシンガポールなどに比べると、あらゆる観光資源に恵まれている。

また、長い歴史に培われた文化的な深みは、西欧人達にとっても憧れの場所になりつつある。

ちなみに、かくいう私も、日本全国の旅館ファンであり、ありとあらゆる高級旅館に泊まってきた。

好きすぎて、旅館を1軒買おうかと真剣に考えてDDしたことがあるほどだ。

だが、旅館はあまりにアセットが重く、利益率が低いうえに、管理の手間がかかりすぎるのでやめた。

しかし、旅館は衣食住の全てを体験できる場所であり、温泉有り、最高の日本文化体験スペースだと思う。

いつの日か、余力資金で旅館も買って運営してみたいものである。

以上


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

■関連記事

インド最終日 朝、豪勢な会場で朝食を食べる。 カレーが出てくるかと思ったがカレーが無いのが残念だった。 そして、一路デリーへ走ること5時間。 途中に立ち寄った休憩施設で軽食を取り、相変わらずガイドのお...   続きを読む »

6日目、ジャイプールにて ちょっと場所がわからなくなってきたかもしれないので、地図でおさらい。 ジャイプール郊外の丘に建つ世界遺産アンベール城 朝9時ごろにホテルを出て近場にあるアンベール城へと向かっ...   続きを読む »

キングスマンと書いてあるので、楽しい映画の批評かと思いきや、重苦しいテーマで語る事をお許しいただきたい。映画、キングスマンを見たとき、クライマックスでカントリーロードが流れた。カントリーロードを聞きな...   続きを読む »

以下は私が10年前に記述した文章である。 朝、慌しく起こされた。すぐに着替えて家を出る準備をと伝えられた。普段と違う母の形相に、いささかとまどいながら、服を着て、荷物をまとめすぐに下へと降りた。下に下...   続きを読む »

人間交差点とは バブル世代を生きたサラリーマンたちなら読んだことがあるかもしれないが、矢島 正雄作、 弘兼 憲史 画の漫画、『人間交差点』を紹介したい。 最近コンビニでも1冊300円位で売っていて懐か...   続きを読む »

ページトップへ