優先席で絶叫していたおばさん ~ペースメーカーは電波の影響を受けるのか~

2018年1月17日健康管理・育児


先日、山手線に乗り、優先席にほど近い出入り口に立っていた時のこと。

手を伸ばせば隣の人に届くくらいの間隔で人が立っており、当然普通席、優先席共に満席状態だった。

渋谷の駅で顧客が乗降し、扉が閉まった。

と、そこで突如乗り込んできたおばさんが絶叫した。

けーたいでんわをつかわないでくださあああああああああああい!!!

けーたいでんわをつかわないでくださあああああああああああい!!!

乗降している扉に背を向けて反対の扉のほうに寄り掛かって、ぼーっと立っていたが、背後で絶叫されたので心臓が止まるかと思った。

おもむろに振り返ってみると、どうやら、優先席で携帯電話をいじっていた若者に対して絶叫していたようだった。

とそこで、もう一度、

けーたいでんわをつかわないでくださあああああああああああい!!!

あまりの絶叫に、隣の車両までざわついていた。

優先席の端のほうに座っていたおじさんの禿げ散らかした頭には、既に大粒の汗が光っていた。

ターゲットにされた携帯をいじりながら座っていた若者は、大変不服そうに、グリグリパーマで眼鏡をかけたおばさんをにらんでいたが、

けーたいでんわをつかわないでくださあああああああああああい!!!

再度咆哮。

けーたいでんわをつかわないでくださあああああああああああい!!!

戦艦大和の一斉斉射並みの破壊力。

爆風で周囲の人々が飛ぶように離れていく。

そしてそそくさと携帯をしまう。

再度、咆哮。

けーたいでんわをつかわないでくださあああああああああああい!!!

若者は未だ座って携帯を触っていたが、おばさんの再度の咆哮に耐えかねて、今にも陥落しそうな様子だった。

くっそ、ふざけんなよ!ばばあ!

とブツブツつぶやくように言っていたが、次の駅で扉が開いたところで退散していった。

若者を咆哮で排除したおばさんは、悠々と優先席に座った。そして、隣にいてドン引きしているおっさんに、「ペースメーカーをつけて10年になります。まだまだ携帯が悪影響を及ぼすという認知が広がっていないんです」。

と語っていたが、おっさんは目を白黒させながら、いつ自分が咆哮の対象になるのではとおびえるように、うなずきもせず返答もしていなかった。

そして、周囲の人達も、ややこしいおばさんに絡まれたくないとの一心から、目線をそらし、平生を装っていた。

しかし・・・携帯電話や電波を発する機械はペースメーカーに悪影響を与えるのだろうか?優先席付近で携帯電話を使っている人たちはいくらでもいるし、電波の影響で健康被害があったという話を聞いたことがない。

本当に深刻な影響があるとしたら、人命にかかわる話なので、もっと厳重な対策が施されてしかるべき、というかペースメーカー付けてる人は危険すぎて電車やバスといった公共交通機関には乗れないだろう。

あまりに電車で見たおばさんが衝撃だったので、その後ネットでも色々調べてみたが、1つとして電波の影響でペースメーカーが止まったなどの話は出てこなかった。

という訳で、電車のおばさんは、ペースメーカーをネタに公共を相手にガス抜きするテロリスト、と位置づけざるを得ない。。。というのが今のところの結論だが、電波等がペースメーカーに与える影響については、今しばらく研究していきたいと思う次第である。

以上


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

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