生きる意味とは~ライフステージに合わせて見据えるべき欲望~

2018年9月7日日本の論点

人は何の為に生きるのか。

こんな青臭い話、多感な学生時代にしたぐらいで、おっさんになったら考える事もないよ。家族がいて、自分が食っていく、毎日そこそこに楽しい、それが人生よ、という人も多いのではないかと思う。

毎日飯食って、うんこする。究極言えば人間はうんこ製造機に過ぎない。だが、うんこを製造するだけでは、人生はあまりに長い。生きる意味とは何か、今日はそんな重たいテーマを書いてみたい。

うんこを製造するとは何か

毎日をただ生きる、食って、うんこを出す。それは生命が生命を維持するために必要な行為であり、人間は人間である限り食欲があって、自然と飯を食いたいと思う。飯を食ったらうんこが出る。

それらを纏めれば、人間はうんこ製造機、と言える。

うんこを製造するのが目的ではなく、生命を維持する為に飯を食って、そのアウトプットとしてうんこが出る、そういうイメージである。

食べたいという欲望

では、なぜ食べるのかというと、生命を維持するために食べたいという人間の欲求があるからである。食欲、睡眠欲、性欲。は人間の三大欲求であり、これを持たずに生まれてくる人は存在しない。

毎日をぼちぼち過ごしたい、うまいもの食ったり、良い所に泊まったり、可愛い女の子とデートしたり、なんてのは、人間が生まれながらにして持っている三大欲求をどういうレベルで満たすか、という話に過ぎない。銀座のバカ高い店で寿司を食おうと、吉野家で牛丼食おうと、食欲は満たされるが、その満足度合いが人や環境によって、少しずつ異なる。ただそれだけの話である。

人は欲求の具現化で幸せになるわけではないという事実

人間は欲張りなので、三大欲求を超えて色々と求める。例えば、承認欲求だったり、スポーツで身体を動かす、試合に勝つ、とかまあ色々ある。

三大欲求も、それ以外の欲求も、どれくらいのレベルで実現したいか、という度合いがある。その欲求を過大に設定すると、達成できない時に欲求不満になり、不幸を感じる。

例えば、広末涼子と結婚する!と思っても、それは中々具現化しない欲求だろう。

一方、適度な欲求を設定すれば、結構達成されるので不満を感じずらい。例えば、その辺の一般女子と結婚する、という欲望なら割と達成しやすいだろう。

更には、仏教のように、解脱を目指して欲求を無くしていけば、常に満ち足りた無の境地にも至るだろう。

三大欲求の実現も、解脱に向けて欲求を無くしていく行為も、究極的に言えば欲求を満たすための行為に過ぎない。そして、人は欲求の実現に向けて努力をする過程に大きな満足や快感を得る。

美味しいものを食べに行く、そんな光景や満足を想像する過程で、人は満足を得られる。つまり、欲求が仮に具現化せずとも、具現化した時の世界を妄想しながら幸せを感じられる。

ライフステージに合わせて持つべき高い目線

上述の通り、欲求を妄想し続け、実際に欲求を具現化する為に行動すれば、なお人は幸せになれる。但し、ライフステージに合わせて、欲求は変化する。例えば、私は中学生のころ、一生ゲームをやっていたいと思った。ほかに何もいらない、睡眠時間も、女子も、金も、何も要らないので一生ゲームをやりたい。その環境が欲しい、と心の底から思っていた。

だが、大学生後半になると、そんな気持ちはすっかり消えていた。

徐々に周りの世界が広がってくると、ゲームをやる時間がムダに思えてきて、そう思うと、楽しくもなくなってきた。そうなってくると、ゲームをやっている自分は、かなえたい欲求に向けて動いていない、不幸な人間だ、と思い始めるようになった。

本質的には全てがこのような体験の繰り返しだと思う。

変化し続ける欲求をとらえて、自分がどこを目指すのか、それを早めに把握する事が、常に幸せでい続ける秘訣である。

食欲、睡眠欲、性欲という三大欲もライフステージに合わせて変化する。ジジイになれば起たなくなって、手を繋いでいれば十分という感覚になってくるだろう。寧ろ女子との繋がりすらいらない、と思うかもしれない。

そうなった時、自分が何を求めるのか、それを先回りして把握していく事、そして、把握した上で、着実に手を打っていく事で、絶え間なく幸せでいられるはずである。

解脱するか、欲に塗れるか

究極的に言えば、欲を全て断ち切れば上述のような葛藤は生じない。だが、欲を断ち切るなんて人間、というか生物である限り不可能だろう。だとすれば、自分の欲するものを先回りして知る、それが肝要である。

そして、これまでに死んできた人間はたぶん百億人以上いるので、幾らでも先例は知れる。ライフステージに合わせた欲望は、把握できない事ではない。

だとすれば、先例を知った上で、今何をすべきか、それを考える事が、幸せになる一歩であろうと思う次第である。

以上


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

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