エルサレムとユダヤ教徒⑧

2018年1月20日世界史の窓

私は先述の通りユダヤ人の友人とイスラエルの国家を歌ったことがある。

イスラエルの友人は歌いながら、イスラエルの国家を歌える外国人に驚き、喜んでいた。

私は言った、イスラエルの歴史は国土のない民族が、約束の地を求めて彷徨い続けた2000年の結晶。迫害され続けた民族が最後に見つけた安息の地。これほど悲劇の民族はなく、その切ない思いが歌に凝縮されていることを悟った故に、この歌を覚えたと。

イスラエルの友人は言った、外国の影響が少なく、同じような民族が住み、海洋や自然の資源にも恵まれている。平和で、豊かで、心安らかに日々を過ごせる国が羨ましいと。

私はこの言葉を聞いて慟哭した。

日本人が当たり前と思っている前提は彼らにとっては、理想の姿であり、まさに安息の地なのである。

ユダヤ教と他の宗教の対立は根深い。しかし、私はいずれの宗教にも安息の地が齎される日がくると思う。テクノロジーが発達し、物理的な土地が意味をなさなくなる時、人類は進歩する。

宗教的な信条の違いも、互いに受け入れる日がやってくるだろう。

違いを乗り越えて、人類が一層発展したいと願う時、そこに真の平和がやってくることを心より望む。


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

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