スマートデイズ破綻によって生まれるチャンスとは
最近、スマートデイズが販売していたシェアハウスが次々と破綻し、返済能力が乏しいサラリーマン大家に多額の貸し出しをしていたスルガ銀行が金融庁の立ち入り検査を受けるなど、騒動が拡大している。
この問題を受け、金融機関が一気に貸し出し引き締めに走っている。
恐らく、多くの人はこの状況を眺めながら、不労所得を得ようとして大損するなんてバカな奴だ・・・とかスルガ銀行ってひどい・・・とか思う事だろう。
しかし、ここで思考停止、行動停止するのはスマートデイズに騙される人よりもたちが悪い。チャレンジしない大バカ者と言える。そこで考えてみた・・・
風が吹けば桶屋が儲かる?
今起きている事象から、将来に自分が打つべき手迄落とし込んで、実際に行動してアウトプットを出さなければビジネスマンとは言えない。そこで風が吹けば桶屋が儲かる、風に何をすべきか考えてみた。
スマートデイズ破綻
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金融庁立ち入り
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他行が一斉に融資引き締め
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借りまくって買っていたある程度(年収700-1200万円)の属性の人達が借りれなくなる
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借りれないので需要が減る
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物件価格が下がり利回りが上昇する
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現金保有者若しくは高属性の人のみ買える状況に
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現金持っている高属性のものにチャンス到来
という訳で、買い場が来ると予想する。
不動産投資戦略
以前、不動産を買い続けて資産・負債を膨らませるメガ大家は信じられないという記事を書いた事がある。
今でもこの記事に書いた事から考えは変わっていない。但し一点修正すべき部分があるとすれば、株の三階建て(銀行借入+証券会社現物担保預け入れ+証券会社借入)に比べると不動産取引は非常に安定的でリスクが低い。というのも、借入分の担保を差し出すので、株の信用と全く異なる上、株のように価値がいきなり半額になったりはしない。
なので、株に比べて安全な資産運用というのは間違いない。
また、保有不動産が地震などで全損した場合にも、保険をかけていれば立て直すことでリカバリー可能なので、その意味でも安定している。但し、立て直すまでの期間、ローンを返済し続けなければならないので、一定の現金を保有している必要がある。
よって、メガ大家の神髄とはバランスシートにおける純資産を増やしつつ、現金をしっかりと貯めて危機発生時にも対応できる状況を作れるか否か、そして取得した不動産の満室を維持できるか否かにある。これはメガ大家に限らず通常の不動産投資家でも変わらないだろう。
スマートデイズ破綻からの りーぶら が取るべき対応
という訳で、純資産の割合を高く維持し、満室経営を出来るなら、不動産は投資対象としては面白い。特に、国の借金が膨大に膨らみ、インフレ懸念やデフォルト懸念がくすぶる中で、資産を現物保有している意味は大きい。
よって、現在の市況を踏まえて不動産投資に乗り出したい。
今の不動産市場はバブルか、取り組むべき市場とは
今の市場はバブルだバブルだと騒がれているが、そんなもの騒いでどうなるの、もっと本質的な部分を見つめるべき、というのは株価について松井道夫氏が語っているところと何ら変わりない。
関連リンク:【日経ビジネス】松井証券の松井道夫社長の名言とは
この名言は痛く私の心に刺さった。市況ではなく、物事の本質をとらえる重要さを突いている。
では、今の市況がバブルかというと、はっきり言って、そんな事はどうでもよくて、しっかりと家賃を取りながら運営していけるかどうかがポイントである。
また、人口減少と高齢化が進む日本社会において、需要が途絶えないエリアはどこかを見極める事が本質的に何よりも重要となる。
とすれば、当然関東圏でも東京都内に接続がいい路線上にある物件となる。現在正に物件調査を進めており、朝晩土日を問わず月に20件程度は実際に現地に行ってみて回っている。
また、ネット上で見ている物件は月に300件近い。
ビジネスの成功の要諦は頭の良さや家柄ではなく、気合いと根性にあると確信しているので、成功まで取り組んでいきたいと思う次第である。
尚、不動産調査の過程で出会った一棟もの不動産会社の良しあしについては、追って記事にする予定なので、今後不動産投資を検討する方はぜひ参照して頂きたい。
以上
大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」
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