3月5日(月曜)ブラックマンデー戦記
2月21日(火)の更新以来、ほとんど株の売買をしていなかったので、すっかり更新が止まってしまっていた。毎日日経平均株価はもとより、NYダウや先物などを見てはいたが、いずれもため息しか出ない内容だったので、あきらめに近い心境であった。
メインのクリヤマホールディングスは約200万円、旭有機材20万円、三井物産20万円のマイナスを記録しており、目も当てられない状況となっていた(現物で2000万円、信用で300万円)。
そんな状況に絶望していたところ、本日クリヤマホールディングスが7%オーバー値下がりしてもう自暴自棄に近い状態となっていたが、信用で600株ほど買い増した(約120万円)。
そして、今一度勝負したい、赤ちゃんバブー!!と思いながら本日決算発表予定のピジョンを3000株、1300万円分信用で購入。クリヤマホールディングスで大損こいたにも関わらず、自分はもはやギャンブル中毒なのではないかと思いながら買いをクリック。5秒で3000株買い集めた。
失敗してゼロになっても死にはしない、どうせゼロになるなら宵越しの金は持たねぇ(←江戸っ子風)という心意気にて突っ込んでみる事にした。再びCharging Bullの精神が吹き上がったわけである。
まあ私は江戸っ子ではないので、江戸っ子の心意気なんていらないわけだが、それでもギャンブルしてみたい、こんな下げの日に買い向かわないなんて江戸っ子ではない。
それは、あたかも稀代の数寄者のごとく面白き事に全力を投じる心持ちであり、あたかも傾奇者のごとく常軌を逸した行動を好む心持ちである。
雨が降ったら傘をさすように、株が下がったら買う、暴落したらもっと買う、人が売ったら買う、傾奇者の心境で買っている。
とまあ要は損切出来ずにナンピンしているだけなのだが、信用が入っている分、時間が限られるというのも大きい。非常に苦しい状況だが、ここは投げどころではないと信じて買い進めていきたい。
以上
大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」
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