テレビに時間を搾取される人々 〜電車でゲームやってるリーマンへ〜
テレビ、ゲーム、東京カレンダー、不要なニュース・・・これらは全て人生の時間を奪って行く。
これらには、自分で考える、という行為が介在しづらい。
例えばテレビ。
テレビは一家に一台あるのが当たり前で、リモコンにボタンが10個くらいついていて、そのどれかを適当に押して面白そうなものを選ぶ。
そもそも、無くていいのではないか?何故テレビが家になければならないのか?
情報収集なら携帯やiPadで十分すぎる。
しかも、テレビで観れる番組が少ない。私はテレビをつけるとき、いつも観たいものがあまりに無くて驚く。
こんなに世界が広く、インターネットで繋がっている時代に、選択肢が10個もない、というのは実に不思議である。
衛星放送とかケーブルテレビを入れれば・・・というが、逆に番組がありすぎて選びづらい。欲しい情報にたどり着くのに、何番を押せばいいかがわからないのである。
恐らく、こう感じるのは能動と受動の違いだろう。
能動、つまりインターネットなどは自分で探しにいかないと情報に行きあたらない。
一方、受動、テレビは一方的に画面から情報が発信される。
それを、ただただみる。
芸人が飯を食っている姿写して、美味いとか美味くないとか言っているのを流してたりするが、あれは一体なんなのだろうか?
自分がその飯を食えるならわかる。でもテレビでは、それを眺めるばかりである。
これは時間の無駄ではないだろうか。
いやいや、テレビを観てボーッとする時間が良いんだ、という人もいるだろう。
だが、人生はそんなに頻繁にボーッとしていれるほど長いんだろうか?
例えば、明日死んでしまう、としたら見知らぬ芸人が食事している場面を見るだろうか?
イモトが崖から飛び降りる姿を観て笑っているだろうか?
恐らく、親孝行したり、大切な家族と過ごしたり、友達に会ったり、自分が生きていた証跡を残そうとしたりするだろう。
いやいや、明日死なないし、と思うかもしれないが、そんな保証はまじめにどこにもない。
北朝鮮のミサイルが自分の街に着弾すれば、その瞬間に人生は終わる。
車に轢かれたり、ガンになったり、死ぬ要素はいくらでもある。
さらに言えば、今のところ人は必ず死ぬ。致死率100%である。
長生きして90年、健康でいられるのは70年くらいだろう。
そして、子供の頃で勉強とか色々やってる15年を除けば55年しかない。
55年の間に何をするか。55年と言っても、その前に死ぬかもしれない。
しかも、健康でいられる保証もない。
老眼がはじまる、歯が悪くなる、腰が痛くなる、肩が上がらなくなる・・・
ありとあらゆる病が襲って来るだろう。
かりに五体満足に、健康に55年を過ごす確率が70%だとすると、掛け算すれば約40年になる。
わずか40年である。今この文章を観ている人達が何歳かわからないが、こんなコアなサイトをみるくらいなので、恐らく高校生以上だろう。
15歳になるまで、あっとういうまだったのではないか。
40年なんて、短い時間の中で、テレビなんて観ている暇はないのである。
自分がやりたいことを、いつ何時死んでも良いようにやるべきである。
付き合わなくて良い人と付き合う必要はない。
意味もなくお金ばかり気にするのでは無く、やりたいことに必要なお金を逆算して、それに向かって全力で貯めるなり、運用するなりすべきだろう。
少なくとも、テレビを見ている暇はない。
特にテレビやSmartNewsといったサイトは、受動的に情報を得るため、相当考える習慣がないとただボーッと時間を過ごすだけになってしまう。
という訳で、常に頭を使って、短い時間を生き抜くこと、が何より大切であろう。
それでは、人生関連の名言集を以下に貼っておくので参照されたし。
私たちは常に命の短さを嘆きながら、
あたかも命がいつまでも続くかのように振舞う。
- セネカ -
一時間の浪費をなんとも思わない人は、
人生の価値をまだ発見してはいない。
– ダーウィン
石の上にも三年という。
しかし、三年を一年で習得する努力を
怠ってはならない。
ー 松下幸之助
人生とは
今日一日のことである
ー デール・カーネギー
たいていの成功者は
他人が時間を浪費している間に先へ進む。
これは私が長年、
この眼で見てきたことである。
ーヘンリーフォード
普通の人々は時間をつぶすことに心を用い、
才能ある人間は時を利用することに心を用いる。
- ショーペンハウアー -
毎日、今日が人生最後の日かもしれない、
と考えるとすれば、
いつか、必ずその考えが正しい日が来る。
– スティーブ・ジョブス
以上
大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」
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