〜仕込みの時〜 2017年12月の有望銘柄物色

2018年1月20日資産運用

最近、ジリジリと上昇する株価の恩恵を受けてジワジワと利益が出てきているが、いま注目しているのが旭有機材。

工業用樹脂、プラスチックバルブの分野でトップシェアを誇り、ニッチ市場で手堅い商売をやっている会社。

売上高は420億円、税後で10億円、総資産550億円となっており、東証一部上場企業の中では小規模な部類だろうが、純資産が約390億円、自己資本比率70%、現預金70億円、と財務基盤は超固い。

しかも、世界の樹脂製バルブのシェア10%を握っており、各種製造業で欠かせない存在となっている。近年ではAI、IOT化の加速により、半導体需要が急拡大しているが、オイル、水、ガスなどの流量調整は精密機器の製造に欠かせない為、同社製品の販売も拡大を続けている。

さらに、PBRも0.8となっており、ニッチすぎて市場からみられてこなかった様子がうかがえる。

同社のIRをみるに、積極的なM&Aで事業領域を拡大するとしており、高シェアななかで稼ぎ出したキャッシュを使い始めんとしている。

また、株主還元の姿勢も打ち出している。旭化成が30%をもっている会社だが、これほどの優良企業であれば、残りの株を買い取って非上場化しても良いのでは、と思ってしまうが・・・旭化成との馴れ初めなども関係しているのかもしれず、旭化成の方針は不明である。

ちなみに流通量が少ない為、株価のフレも激しく、2017年11月頭に1500円くらいから1750円くらいまで、窓を開けて株価が上昇している。

個人の買いでも簡単に株価が飛びやすいので、ゆっくりこっそり、指しながら仕込みを進めたい。

以上


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

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