「ダブルインカム」は資本家への道しるべ

2018年1月20日資産運用, 処世術

結構知人に多いが、超大企業(年収1000万円クラス)の社員同士で結婚しているケースがある。

こういう人達は、2馬力で2000万円に到達し、手取り年収も1400万円とガッツリ稼いでいる。

しかもお互いの福利厚生を使って、家賃補助とか旅行の際に格安で泊まれるサービスを利用しており、なかなかリッチな生活をエンジョイしている。

あと、結構みられるケースとしてはもともとどちらかがマンションを買っていて、結婚を期に、それを人に貸しながら自分たちは会社の社宅に入るというケース。

こういう場合、人に家を貸し始めることによって、自動的に資産運用が開始される為、知らぬ間に資本家になっていくのである。

当然ながら、このような生活をしていると、ダブルインカムに加えて資産運用による収入が入ってくるので、ますます生活レベルが向上していく。

こういう人達が子供をうむと、その子供は強力な資金力をもって、塾や習い事を十二分に出来る。

すると、学歴も自然と上がっていき、気づけば超大企業に就職する道を辿り、結局は親並の収入を手にすることになる。

企業への就職から、独立して資本家として稼ぐかどうかは、親の育て方や、その子が置かれた環境にもよってくるだろう。

兎に角、ダブルインカムは非常に安定しており、収入も高い為、資本家としての道が開けやすい。

最近は、金が余ったダブルインカム組が、マンション賃貸によって、不動産経営の旨みを知り、アパート1棟買いに手を出すケースも多く、私の周りにもワンサカいる。

流れとしては、

ワンルームマンション購入

更にもうワンルーム購入

2部屋を担保に入れて、ローン組んで1棟買い

1棟を担保に入れて、ローン組んで更に1棟買い

というループで資産を一気に膨らませるのである。

こういう人達は億り人どころではなく、3ー5億円くらいの資産をベースに、3000万円くらいのキャッシュフローを得ている。

とまあ、こういう人達は会社に雇われていることによって、得られるリターンがいかに少ないかを知り、積極果敢に資本家を目指した人達なので、結構投資家マインドが高い。

そういう人達と意識的に付き合うようにしないと、いつまでも「お貰い根性」なサラリーマンになってしまうな、と思っている今日この頃でした。

以上


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

■関連記事

2018年2月13日(火) 2月2日(金)から数えて2週目に入った。激しい値動きによって発生した700万円近い巨大な損失が心の余裕を削り取り、ふと株の動きを思い返しては苦い気持ちに浸る週末だった。 今...   続きを読む »

サブタイトルと背表紙に惹かれて思わず飛びついた本。世界20カ国で翻訳され全米ベストセラーとも書いてあり、よほど面白い本かと期待していたが、期待が高すぎた分評価が下がった。 書籍名:『はじめの一歩を踏み...   続きを読む »

私はゴルフが大嫌いである。 これまで10ラウンドくらいはしたことがあるが、全てお付き合いの為にやっていたものであり、最初は楽しくなるかも、何でもやってみなければ、と思いやっていた。 しかし、幾度かの経...   続きを読む »

最近、スルガ銀行が起こした不正融資問題に端を発し銀行が融資引き締めに走っていることすでに多くの人がニュースで目にしているところだろう。 融資引き締めにより低属性や現金を持っていない人は買えなくなるので...   続きを読む »

昨今、仮想通貨が暴騰しており、ビットコインは200万円、その他のアルトコインも急激に上昇している。 仮想通貨がいいとか、悪いとか、怖いとか怖くないとか、世の中には批評が溢れている。 しかし、その批評の...   続きを読む »

ページトップへ