ブームに流され、行動しない人種とは 〜W杯に涙する人々〜

2018年2月25日日本の論点

ワールドカップで泣いているサポーターを観ると、いつも気持ちが悪いな、と思っていた。

また、日本が勝ったといって大騒ぎしているのを観ると、嫌悪感を感じていた。

そして、しまいにはサッカーが好き、と言っている人が嫌いになった。

これまで、この感情を抱く理由が、自分でも明確に説明出来なかった。

ただ、たまたまサポーターと話す機会があり、漸く考えが整理できたのでそれを書きたい。

まず、ワールドカップ、というイベントになると出現するサポーターが気にくわない。

普段、サッカーのことなど対して考えてもいないのに、イベントが始まると、にわかにファンとなる精神が浅ましい。競技が好きなら、いつも一生懸命応援してやれ、と言いたい。

次に、イベントに合わせて、泣いたり大騒ぎしたりする輩が気に入らない。この人たち、勝ち負けに100万円でもかけてるのかな?と勘ぐるほどに泣いたり笑ったりしているが、理解不能である。と、考えることを放棄してはいけないので、こういった人たちが何故、喜怒哀楽を爆発させるのかを考えてみた。

私の推察では、こういった人達は、選手に感情移入すること、周囲の雰囲気にあわせること、によって喜怒哀楽を爆発させているのだと思う。私はこのような感情移入が出来ず、現金や人生そのものをかけないと、感情を爆発させられない。一方、このような人達が感情移入するのは、感情を爆発させる場所を探しているのは、そういう場所がないからだと想像する。

日々の生活で、一瞬一瞬を勝負していないのだろう。例えば、私は資産運用も、仕事も、相当に一生懸命にやっている。だから、結果が出ると感情が爆発するほど嬉しいし悲しい。

日頃、そういう全力で物事に取り組むことができない人間は、命をかけてサッカーをやっている人間に、感情移入し、感情を疑似体験する事でガス抜きするのではないかと思う。

また、同じように疑似体験する人達が集まる事で、感情は一層高まりやすくなるので、みんなでサッカーをいっしょにみたりするのではと思う。

そして最後に、サッカーのサポーターの行動が、いかにもバカですぅぅ、という感じが全開なことが多いので、嫌悪感が生まれる。

自分に自信が生まれる程には努力せず、似たような境遇の者たちと、熱狂的に騒ぐ事で感情を共有する。

顔に墨を塗りたくって、同じサポーター同士という感覚を高めて、その場の空気に流され、自信のなさを叫びで覆い隠す。

こんな人達だから、私は嫌悪感を感じるのである。

本当にサッカーが好きで、まじめにサッカーの未来を考える人ならば、ワールドカップで泣いたり叫んだりして自分ではない誰かに自分を投影してマスターベーションするのではなく、サッカーチームを買って、そのチームを日本一にするくらいの気概が欲しいものである。

以上


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

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