タワーマンション低層階の住民は差別されるのか?

2018年1月20日資産運用, 日本の論点

ドラマでタワーマンション高層階在住民が低層階の住民を差別するようなドラマが放映されて、一時期話題となった。

そんなしょうもない差別があるのかと思ったが、これが実際にあるらしい。

都心部のタワーマンションは1階上がる度に、100万円単位で値段が上がるケースもザラであり、10階も離れていれば1000万違うということも少なくない。

というか、高層階専用のエレベーターもあったりして、住民の中には選民意識を持つ人もいる模様である。

だいたい、世界には70億人も人口がいて、ビルゲイツもアラブの大富豪も同じ空気を吸って過ごしているのに、格差は凄まじい。

そんな世界において、マンションの何階に住んでいるかなど、心からどうでもよく、どれほど狭い世界に住んでいるのかとあきれ返るが、マンションが狭い集落のようになるのだろう。

むしろ、タワーマンションはセキュリティがしっかりしており、となりの建物との感覚が広く、建物の構造も安心なので、プレミアムのつかない低層階は投資的にはお得な気がする。

それこそ、ファミリー層は積極的に買いを入れてもいいのではないか。

ちなみに、タワーマンションは年数が経過するごとに修繕費が莫大にかかり、低層階も高層階も関係なく割がけられる。

よって、2ー3年落ちで新築プレミアムがなくなった中古の低層階に買いを入れるのがもっともお得に過ごせるであろう。

Exitのタイミングを間違えぬよう、10年ほどで売り切るプランがたてば、ケースによっては良い買い物となる可能性もある。

兎に角、何が言いたいかというと、タワーマンションの高層とか低層とか、そんなもので差別云々なんて、クソくらえという話である。

以上


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

■関連記事

今回の参議院選挙でNHKから日本国民を守る会(略してN国)とれいわ新選組が夫々国民政党としての要件を満たして議席を確保するというサプライズがあった。 両政党共にほとんど実績はなく、物珍しさや新しさに注...   続きを読む »

世界情勢が不透明感を増している。トランプ大統領が率いるアメリカ経済は好調ながらも、米国債の長期金利が3%前後で推移しており、いつ金利上昇によるインパクトが為替や世界の株価に波及するかわからない状況にあ...   続きを読む »

2018年3月23日(金) NYダウが大暴落した日から約1.5か月がたった。市場の動向と自分の気持ちの移り変わりを記録していく中で、実に興味深い事がわかった。 それは、暴落しそうな日には、なぜか必ず空...   続きを読む »

4年間というのは、実に貴重・・・とよくおじさん達が言うが、別にそうは思わない。 大学時代はなんでも出来る・・・というおじさん達は、今でもなんでも出来るのに、その自由を自ら手放したり、会社に盲従したりし...   続きを読む »

株取引に勝つには、多大な勉強が必要になる。会社の財務諸表を読める力が必要なのはもとより、その財務諸表と会社の概要説明等から、その会社を取り巻く環境を把握する力が欠かせない。 会社を取り巻く環境とは、個...   続きを読む »

ページトップへ