クリスマスぼっちのヤツら集合!

2018年1月20日世界史の窓

毎年12月になると、街はイルミネーションに覆われ、恋人たちが街中に繰り出す。

ホテルは満室になり、フレンチレストランは予約が取れず、ケーキが飛ぶように売れる。

この騒ぎは一体なんだろうか。と誰しも思うのではないか。

昔から思っていた。クリスマスとは何かと。

というかキリストって誰だよ、と思っていた。

クリスマスの由来を正確に答えられる日本人は少ないのではないか。

キチンと答えられるか考えてみて欲しい。

どうだろう?答えられただろうか。

クリスマスとはキリストが降誕した日である。

聖母マリアが処女で懐妊して、キリストを生んだのである。

まずこの時点で意味不明なわけだが、それをキリスト教徒は祝っており、なぜか日本人もそれにつられて祝っているわけである。

しかも!!

日本では、キリスト降誕を祝うどころか、ホテルに行く日になっている。

意味がわからない。

どうしてマリアが処女で子供生んだ日に日本人はホテルに行くのか。

私はこの日本の文化を心から疑問に思っており、イギリス人、デンマーク人、ベルギー人、中国人、アメリカ人、イスラエル人、と議論したことがある。

私「クリスマスにはイルミネーションが日本中で飾られ、恋人たちがデートし、多くの日本人はホテルに行く。ぼっちの人はちょっと可愛そうなんて風土すらある。」

イギリス人「クリスマスは家族とゆっくり過ごすものだけど、もみの木は飾るの?」

中国人「最近中国も生誕節としてイルミネーションが増えてきてるよ」

デンマーク人「クリスマスに家族と過ごさないなんて可哀想・・・会社はその苦痛を補償してくれるの?」

アメリカ人「ホテル?なんてナイスな習慣!俺、日本に行きたい」

ベルギー人「俺も日本に行きたい」

イスラエル人「俺、日本人になりたい」

アメリカ人「みんなが一斉にデートするなんて、ステキな国じゃない!イルミネーションでロマンチックな気持ちになってホテルにいくんだね。」

ベルギー人「え?ホテルに行って、日帰りする人もいる?ショートステイ?なんだいそれ?日本って随分オープンマインドな国だなぁ」

アメリカ人「イェース、それアメリカのモーテル、いわゆるモーターホテルみたいなやつだな。ハイウェイとかにある」

イスラエル人「え?これがホテルの写真?なんだいこのお城みたいなホテルは!ステキじゃない!一年中あるの?え?ベッドが回転する??日本人はすごいものを発明したね!」

全員「やっぱり、日本に行ってみたいな。。。」

とまあ、こんな感じで、宗教とクリスマスが一体である西欧と、もはや商業イベントと化している日本では、どうにも埋まらない理解の溝があった。

そもそも日本人の同調圧力、横並び精神、などは、西欧人には理解し得ない。西欧では一人ひとりが違う個であり、独立しており、人は人、自分は自分なのである。

クリスマスぼっち=周りの人がデートしてるのに、自分だけ1人でいるのが寂しい

なんて発想は西欧人には意味不明なのである。

もちろん、彼らも少なからず同調意識はあるものの、日本人のそれと比べると、まさに異文化の極みと言えるだろう。

というわけで世界を見渡せば、クリスマスにぼっちかどうかなど、はっきり言ってどうでもいい。

バレンタインにチョコもらうとかもらわないとかもどうでもいい。

そもそも、バレンタインは男子が女子にチョコや花を送る、という習慣であり、この点を話すと西欧人は仰天して、男子は皆日本に住みたいという。

兎に角、人に見られる自分を意識しすぎるなど、自意識過剰と反省すべき。

そして、そんなどうでもいいことに気を揉んだり、時間を割いたり、会う必要のない異性に会っている暇があるなら、自己研鑽なり、資産運用なり、将来を自らの力で切り開くことに力を注ぐべきであろう。

以上


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

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