なぜヨーロッパ人からアジアの女性はモテて、アジアの男性モテないのか

2018年1月20日世界史の窓

先の記事にて、美意識は後天的なものであり、世界を制覇したヨーロッパ系の顔立ちが、世界的に美しい顔と言われやすい環境となっていることを述べた。

大航海時代を通じて、ヨーロッパは世界を制したが、実は何度も外国の手に落ちそうになった実績がある。例えば、756年にイスラム系の後ウマイヤ朝は現スペイン南部のコルドバに壮麗な都を築き、300年近く支配していた。

幸い自然地形などもあり、フランス等までは進出しなかったものの、中東・アフリカ系のアジア・黒色人種がヨーロッパを制圧していてもおかしくない状況だった。

また、1241年に現ポーランドのワールシュタットにて、ポーランド・ドイツ連合軍とモンゴル軍が激突した。世界最強の騎馬軍に加え、各種工兵を従えたモンゴル軍に敵う軍隊は存在せず、ヨーロッパは風前の灯火だった。

暗黒時代を抜けるか抜けないかのヨーロッパは、当時最強のモンゴル軍に当然破れたが、たまたまモンゴル本土でチンギス一族が死ぬ、という神風が吹き、軍隊が引き返したことで救われた。

いずれのケースも、さらに進撃が続けば、今のヨーロッパは無かっただろう。つまり、世界を制覇する美意識がアフリカやモンゴル系の顔になっていたかもしれないのである。

話がそれたので、本筋に戻し、なぜヨーロッパ人からアジアの女性はモテて、アジアの男性はモテないのか、を考察するが、結論は簡単である。

女性はどこの国の人がどこの国にいこうと、ある程度モテるのである。そして、若ければモテる。ただ、それだけであり、アジア人がモテるわけではなく、隙だらけで旅の恥をかきすてにくる女を、外人が狙っているだけである。

そして、ヨーロッパに渡ってそういった経験をした女子が、男はモテないが女はモテる、アジアの女はアジアンビューティー云々なのでモテる、と誤った理解をしてしまう。

繰り返すが、女は女である限り、誰でもオーケーという男から一定の短期的な需要がある。そして、若ければ需要はなお高い。

さらに、(1人の大人として当たり前だが)自立心が強く、大柄なヨーロッパ人に比べると、アジア女性(特に日本人女性)は言葉が喋れない上、体が小さい為、まるで子供のようであり、なお若く見えて需要が高いのである。

私は海外でこういった需給関係に甘えて、自分の価値を勘違いする女性達と沢山接してきた。日本でモテないけど、ヨーロッパではモテる、実は自分はモテる!と喜ぶ姿に憤りを感じていた。

本当の人間性とはそんな浅いものではないし、短期的に遊ばれるだけでは磨かれない。ヨーロッパの男から遊ばれて喜ぶのではなく、自立心の高いヨーロッパの女性が、なぜそのような生き方をするのか、そこから学ばねば日本の未来はない。

特に、同質性の高い日本社会では、色々な甘えが許され、その感覚でヨーロッパ人と付き合って、一層甘えるとロクなことがない、というのを留学生などと接してきて強く感じてきた。

まあ、そういった交流すらも恐れて、日本人だけで固まる留学生などは本当に最低なのだが。

話がそれたが、女性のモテる理由はお分り頂けただろう。

それでは、アジアの男性はなぜモテないか。

簡単である。世界を制覇した人種が支配された人種を喜んで好きになる環境はどこにもないからである。また、体格でも劣る、という意味で生物学的な説明もつきやすい。

私は若い頃、中国で中国人のハゲ散らかした60歳の爺さんが、ロシアの美人を3人連れて、ホテル最上階の吹き抜けに設置されたジャグジーに入っているのを見たことがある。

ずばり、金。金。金。

金の力である。長い歴史の中で培われた美意識を、今まさにここにある金でひっくり返していた。

おそらく、そういった環境が500年続けば、ハゲ散らかした爺さんがモテるようになるかもしれない。いや、いずれの文明においても、老いはポジティブではない為、禿げた爺さんの若い頃の姿が持て囃されるかもしれない。

以上、何が言いたかったかというと、可愛いい、カッコいい、などといった意識は、自らの信念に基づくものではなく、その時々の時流に合わせたひと時の気の迷いなのである。

故に、気の迷いに翻弄されていては、人生はあまりに短い為、美意識を変えていくような挑戦をすることが、志高い人生を豊かにする術ではないかと、私は考えるのである。

おわり


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

■関連記事

インド最終日 朝、豪勢な会場で朝食を食べる。 カレーが出てくるかと思ったがカレーが無いのが残念だった。 そして、一路デリーへ走ること5時間。 途中に立ち寄った休憩施設で軽食を取り、相変わらずガイドのお...   続きを読む »

3枚舌外交により誕生したイスラエルはユダヤ人の悲願だった。 話を戻そう。私がイスラエルの友達たちと熱く語り合った時、彼らと一緒に歌を歌った。その歌はイスラエルの国歌である。以下に引用する。 心の奥底に...   続きを読む »

東館を出て本館に入っていった。     日本の歴史と世界の歴史の流れが比較されていた。中国の戦国時代は紀元前5世紀、日本は16世紀、実に2000年もの差がある。如何に中国が先進国で...   続きを読む »

2日目:デリー観光   本日の行程は以下の通り。 世界遺産ラール・キラー(外観)。オールドデリー巡り。 世界遺産フマユーン廟、インド門、大統領官邸へ。昼食後、世界遺産クトゥブ・ミナールを見学...   続きを読む »

サピエンス全史を読んだ。 地球、人類、動物などさまざまな角度から歴史を紐解いており、当たり前の前提として語られる事項に疑問符を投げかけており非常に共感するところの多い一冊だった。 特に、人は自分の主義...   続きを読む »

ページトップへ