「包容力のある男性」を求める女子 ~the日本人の女の子~

2018年1月20日日本の論点

よく、どんな男性が好きか、と女性に聞くと包容力のある人が良い、という答えが返ってくる。

この返答を聞くと、本当に甘え切った「the日本人の女の子」だなぁと感じさせられる。

「the日本人の女の子」とは何を指しているかというと、女の子だから守られて当然、女の子だから男性に支えられるもの、といった発想を身にまとい、守られる権利を只管主張する割に、人として果たすべき役割を果たさない女性の事である。

社会科学的な言葉でいうと、フェミニスト、というのかもしれない。

所謂「the日本人の女の子」たちと話をしていると、例えば

「女性を養っていくだけの財力を持っていてほしい」
「食事で割り勘にしようとする男はちっさい」
(割り勘に関連して)「女の子は化粧とか色々お金かかる。エスコートしてあげたい、と思うからこそデートに誘ってくるのだから、払いたいと思うもの」
「職場では女性に配慮した施策がもっと必要」
「白馬の王子様が現れてほしい(これ3人のthe日本人の女の子から聞いた発言)」

こういった発言が続々と出てくる。実際に堂々とこのような発言をしている「the日本人の女の子」たちと沢山会ってきた。

このような発言の根底には、最後は何でも人がやってくれて当たり前、自分の権利は確立されていて、それが守られるべき、男性はこうあるべき、といった発想ばかりが先に立ち、自分が相手に対して何を出来るか、という発想が乏しい。

なぜ私がこのような人たちを「the日本人の女の子」と名付けたかというと、自立心が強い海外の女性(特に西欧人)はこのような考えを毛嫌いする人が多いからである。

フランスやイギリスの女性たちは、大人になったら1人で生きていけるように教育され、権利を得るためには義務を果たさねばならない、ことを幼少期から男性同様に叩き込まれる。

誰かに頼って生きようなんて思う素地がなく、男性も女性も、尊重すべき個人なので、「the日本人の女の子」的な発想にならない。

そして、デートでは当然のように男性が払う。。。

え?結局the日本人の女の子と一緒じゃん・・と思うかもしれないが、全く違う。彼女たちは、男性と女性の役割の違いを明確に線引きする。相手に依存するのではなく、デートをエスコートする男性をたてる女性を演じきることに執念を燃やす。

男は奢るもの、とかそんな依存症的な発想ではない。お互いの性別の違いを理解した上で、お互いの役割を演じている、即ち義務を果たして権利を得ているのである。

the日本人の女の子、が生まれてしまう背景は、急激な欧米文化の流入による歪な個人主義の形成が背景にあるだろう。

どういうことかというと、米国や西欧では、個人が一神教であるキリスト教を信仰し、誰もが神と自分、という世界に生きている。個人は神との誓いの中で生き、国や組織とは強力な契約と義務の関係の中で成り立ってきた。

イギリスもフランスも、革命や戦争が繰り返され、個人が権利を勝ち取る為の闘争が果てしなく続く歴史を経験してきた。故に、個人には権利/義務関係が強烈に刷り込まれている。

一方、日本には和の精神を以て、腹で分かり合う文化が根ざしている。1人1人は共同体に属しているし、個人というか共同体の1員である時代が長く続いた。ところが、戦後急速に米国の個人主義、権利義務関係に基づく考えが流入した事で、個人の権利は義務を果たすことによって勝ち取られる、という意識もないままに、権利のみを訴える人々が出現した。

しかも、元々男性主体の社会であった日本において、女性の権利を守ろう、という動きが加速していった為、義務を果たさず、誰かに甘えれば権利が得られる、という発想を持った人々、the日本人の女の子、が誕生したわけである。

話が長くなったが、包容力・・・と言い始める女子がいるとすれば、それは自らの甘えをさらけ出していることにほかならないのである。

ちなみに、あーこれは重度の「the日本人の女の子」だな・・・という知り合いの子たちは、30歳を超えて彼氏すらおらず、良い男紹介してよ・・・と言ってくるものだが、出会うべきは男ではなく、自らの発想方法を変える体験ではないか、と思う次第である。

以上


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

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