妊娠している時の日記は、生まれる子供への掛け替えのない贈り物

2018年1月19日健康管理・育児

おっさんになった今、小さいころの事を思い出そうとしても、思い出せるのはせいぜい5歳くらいのことで、それ以上前は記憶が全くない。

とある日、実家に戻った時、どんな感じだったのかと思いながらパラパラとアルバムを見ていたところ、母子手帳が見つかった。

こんなおじさんになってから初めて母子手帳を見た。

そこには、妊娠がわかってから、10か月くらいの間、母親の身の回りで起こった事や感じた事がつづられていた。

×月×日 妊娠がわかった、とてもうれしくて、うれしくて。でも、子供を産むことへの不安が大きい。。。
×月×日 つわりがひどい。吐いても吐いても吐き気がこみ上げてくる。こどもに栄養をあげねば、と思いながら食べてみたけど、またはいてしまい罪悪感を感じる。。。
×月×日 コーラが飲みたい。つわりはひどいけど、コーラが兎に角飲みたくて仕方なくて、今日は5本もコーラを飲んでしまった。

×月×日 今日は検査に行った。順調に育っていますとお医者さんに言われて安心した。早く子供に会いたい。
×月×日 肌荒れがひどくなってきた。ビタミンが足りてないのかもしれないけど薬は飲めない。食事ものどを通らないし、子供の事が心配。
×月×日 だんだんお腹が大きくなってきた。検査で順調に育っていると聞いて一安心。
×月×日 いよいよお腹が大きくて動くのも一苦労。お腹を蹴ったりすることもある。元気に育ってくれていてうれしい。毎日が変化の連続で不安もあるけど、順調に成長していってくれている事が幸せ。
×月×日 また今日もコーラを沢山飲んでしまった。今日は過去最高の7本。罪悪感。。。
×月×日 いよいよ出産が近づいてきた。出産への不安と喜びが混じっているけど、今は不安のほうが大きい。。

なんてことが書かれていた。

歳をとって読むと、母親がこのように日々感じていて、自分が母親のおなかの中にいたのだ、という事を思うと、改めて母親がいかに毎日、子供のことを思って生きていたのかを感じる。

自分が小さいころにはわからなかった人間関係や、仕事の大変さや、お金の苦労など、色々な事をわかって読むと、一言一言に想像力が働き、読んでは手を止め、またページをめくっては止まり、の繰り返しだった。

親は老人になると子供になり、子供は大人になると親になる。
by孔子風

子供が大人になり、親になった時、子供になった親が、どれほどに大人で親だったのか、母子手帳に刻まれた文字から強く伝わってくる。

30超えたおじさんにとって、掛け替えのない宝物になりそうです。

以上


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

■関連記事

日本一醜い爪をもっていた男 私は小さいころから爪を噛む癖が酷くて治らなかった。大変なコンプレックスだったが、ありとあらゆる手を尽くしても治すことが出来なかった。 そんな私が、何とかこの癖を直すことが出...   続きを読む »

急激な減量と引き換えにシミが出来てしまった時の話をしたい。。。 その前にゼニカルを飲むに至った背景を以下に記す。 ダイエットの前に減量に必要な要素を考えてみた 体重を減らすにはインプットを減らして、ア...   続きを読む »

家に帰ったとき、時計の針は一時を回っていた。とりあえず、体力をつけねばと思い、ウィダーを二本飲み、水を少々飲んで床に就いた。 そして3時過ぎ、気持ち悪さに目覚めトイレに走る。そこで、飲んだものをすべて...   続きを読む »

ラーメン二郎といえば、いわずと知れたラーメン屋。 あの、二郎である。どんぶりに山盛りにラーメンが出てくる。最初に衝撃を受けるのは、ラーメンを食べるためには、まずラーメンの上に山盛りになっている野菜を食...   続きを読む »

学生時代、私は長い合宿生活を送っていた。 長い長い合宿生活。おそらく一般の人間には理解できないであろうこの生活だが、理解したくない出来事が起こった。それは、5月後半くらいのことだったと思う。 我らの部...   続きを読む »

ページトップへ