婚活している女性が気持ち悪いという風潮②
前回の記事では婚活市場において、いかに女性が不利な状況にあるかを書いた。
一方、女性が圧倒的に優位な市場がある。
それは、恋愛市場、である。
特に、25歳くらいまで、女性は確変モードに突入していると言っていい。
若さ、美貌、が備わっている時期で、男性はホイホイ寄ってくる。
コンパにも声がかかるだろうし、友達から紹介受けたりもするだろう。
そりゃ、人によってベースがブサイクなんてこともあるが、それでも若い肌に化粧すれば、綺麗になるものである。
しかも、恋愛において女性は時間的な制約を負っていないので、焦りもない。
更に、女性の性欲は20代は大したことなく、40代がピークとも言われており、その意味での焦りもない。
一方の男性側は20歳前後なんて、もはや猿である。焦って相手を探し回るものの、女性側には余裕があり、なかなか彼女になってくれない・・・なんてことはザラにある。
という感じで、女性は確変モードのまま10代〜25歳くらいまで過ごす。
20代になって会社に入れば、おじさんたちに囲まれ、確変モードはピークを迎える。
30代〜50代のおじさんにとってみれば、20代前半の若い子は可愛いとしか思えない。
社会人になって、今一度確変モードを迎え、いい彼氏が欲しいなぁ、だれかいないの?、とか呟いてみたりする。
そう、目の前に巨大な坂道が待っているのに、何故か気づかないのである。
そして、26歳超えたあたりから、その長く、決して登ることのない坂道が始まる。
だんだんと、ニーズが減って行くが、26歳くらいでは中々体感できない変化なので、まだまだいける、と思ってしまう。
28歳になり、付き合っていた彼氏にのらりくらりと結婚話をかわされ、30歳が近づいてくる。
圧倒的な売り手市場に居続けたので、自分を売り込まないとならない立場に回ることが体感できないまま、歳をとっていく。
そして、30歳になってようやく、恋愛市場から婚活市場に切り替えなきゃ・・・
と思った時には、なだらかな坂道はもはや坂道ではない。
フリーフォールのように真っ逆さまに落ちていく。
そう、株で言えば成行売り、ストップ安の状態にある。
投資家ならわかるだろうが、ストップ安の恐怖は言葉にし難い。
今すぐにでも売りたいのに、買い手がつかず、明日もストップ安になるかもしれない恐怖でいっぱいになる。
いや、でも3年後には挽回できる材料がある、なんて妄想して、恐怖を振り払おうとするが、翌日更に買い手がつかないと、果てしない恐怖に打ち震える。
30歳未婚女子(で結婚を希望している人)というのは、こんな心理状態にあるのである。
しかも、男性側も30歳が近い女子と付き合うというのは、恋愛から結婚に切り替わる可能性が高い為、恋愛対象として選ぶことすら慎重になってくる。
男性からしてみたら、28歳あたりが限界だろう。
それを過ぎると付き合っているうちに、結婚の猛プッシュが入る可能性があると、容易に想像がつく。
そして、仮に結婚しない、となった場合、相手の超貴重な1ー2年を奪う形になる。
いやいや、恋愛は自由だし・・・といっても結果的に相手の1ー2年を奪う。
まさに、30歳前後の女子と付き合うというのは、
ラストミステリー、不思議発見!
と、掛け声がかかるくらいの一大事になってくる。
とまあ、長々書いてきたが、何が言いたいかというと、自分という商品の価値を客観的に
冷静にみて、高く売れるところで売るべき、ということである。
仮に女性の読者がいて、この文章を読んで、
ムカつく!!
と思ったとしても、残念ながら、この流れは100%起こる。
起こらなくなるとすれば、科学力の発展により、女性の妊娠に期限が無くなる場合であろう。
しかし、そんなことに期待は出来ないので、若さと美貌で目くらましして、相手を見つけるのがベストであると思う。
以上
PS
結婚に関する世界の名言集
・結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。
今考えると、あのとき食べておけばよかった。
byアーサー・ゴッドフリー
・女はみんな結婚するほうがいい、男は一人も結婚しない方がいい。
byベンジャミン・ディズレーリ
・できるだけ早く結婚することは女のビジネスであり、できるだけ結婚しないでいることは男のビジネスである。
byバーナード・ショー
・すべての悲劇というものは死によって終わり、すべての人生劇は結婚をもって終わる。
byバイロン
・ずいぶん敵を持ったけど、妻よ、お前のようなやつははじめてだ。
byバイロン
・夫が妻にとって大事なのは、ただ夫が留守の時だけである。
byドストエフスキー
・一人でいるとき、女たちがどんなふうに時間をつぶすものか。
もしそれを男たちが知ったら、男たちは決して結婚なんてしないだろう。
byO・ヘンリー
・急いで結婚する必要はない。結婚は果物と違って、いくら遅くても季節はずれになることはない。
byトルストイ
・結婚とは誰もが犯さなければならない過ちである。
byジョージ・ジュセル
・男はみんな賭博師だ。でなきゃ結婚なんてしやしない。
byフレデリック・リット
・あらゆる人智の中で結婚に関する知識が一番遅れている。
byバルザック
・結婚――いかなる羅針盤もかつて航路を発見したことのない荒海。
byハイネ
・君がよい妻を持てば幸福になるだろうし、悪い妻を持てば哲学者になれる。
byソクラテス

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」
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