二次会という名の罰ゲーム
とぐろを巻く、という言葉を知っているだろうか。
これは、日本古来の習慣で、日本に生息するサラリーマンなる人種が、会社の懇親会などで飲みに行った後に発生する現象である。
この現象は、飲み会が終了したあと、店の入り口にサラリーマンと女子事務社員などが集まり、飲み会を締める言葉を掛け合う過程で発生する。
よく見られるやりとりとしては、
えー××ちゃん帰っちゃうのぉ?
よーし、いくぞー!今日はとことん行こう!
あれ、××どこいった?電話して呼べよ
なんて感じである。
このようなやりとりがなされている間、本当に次の店にいきたいと全員が思うケースは稀で、脱出のタイミングを図っていたり、今日は帰ろう!なんて声がかかるのを期待している人も少なくない。
断言しよう
行きたくない、意味がない、と思っている会にはいかなくていい。
大切な自分の時間とお金を、クソみたいな時間と交換する必要はない。
誰かの悪口や、愚痴をいう暇があったら、家に帰って勉強したり、資産運用したり、家族との時間を作るべきである。
クリスマスに踊らされて、同調圧力を感じながら、おもむろにデートの相手を探すような、そんな主体性のない生き方をしてきたなら、飲み会の同調圧力に屈してしまうかもしれない。
もう一度言おう
行きたくない、意味がない、と思っている会にはいかなくていい。
それで仕事に支障が出ることはない。あったとすれば、その会社をやめた方がいい。
それでも、そうは言っても、出ざるを得ない会もあるだろう。
そういう場合は、いやいやその会に出ると損をする。かぎられた時間の中で、出来るだけ多くの人と話して、仲良くなるべきである。
そして、一次会が終わった瞬間に、サッと消える。寧ろ一次会の終わりに、幹事に一言伝えておいて、煙のように消える。
これぞ、まさにプロリーマンの力量が問われる。
一次会で消えても、翌朝自然に仕上がるには、普段から仕事でパフォーマンスあげつつ、人間関係をうまく回しておくことが重要だろう。
サラリーマンは会社の奴隷ではない。会社と契約している個人であり、業務を通じたパフォーマンスを発揮しさえすれば、契約時間外で何ら拘束される必要はない。
飲みで誤魔化そうなんて、そんなのプロではない。
打率が上がらない野球選手が監督と飲んで取り入ろうとするだろうか?
しないだろう、というか意味がない。彼らは年俸制でチームと契約しているプロだからである。
サラリーマンは終身雇用などと言われているから勘違いしてしまうが、我々もプロである。
プロは、プロとしてパフォーマンスを発揮するべきであり、その意識がないサラリーマンはビジネスに関わっている人間ではない。
単なる会社の奴隷である。
以上
大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」
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