株で稼ぐ 〜配当、貸株、株主優待〜
株は単に売ったり買ったりすることによる、売買差益を得るもの、というイメージを持っている人も少なくないが、実はあらゆる手法で稼ぐことができる。
オプション取引などの細かい手法を説明し始めると際限が無くなるので、初心者でもできる簡単な手法と、おおよそのリターンを説明したい。
○配当系
・配当(0-4%)
・信用買による配当該当金額の払い(0-4%)
○貸株料系
・貸し株料金(0.1-0.75%)
○優待系
・株主優待(0-30%)
・クロストレードによる株主優待取り(0-30%)
例えばだが、マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東を傘下に有しているユナイテッドスーパーの株を1単元(100株)買って、1年間持っていた場合をシミュレーションすると・・・
購入代金 1140円×100=114000円
配当代 114,000円×1.46%=1,664円
優待額 割引券3000円×2回=6,000円
貸株料 114,000円×0.1%=114円
TTL121,778円(つまり運用益106.8%)
となる。株価の増減がないとしても、年間6.8%のリターンとなる。
株価が底堅く推移し、大きく下がらない系の株を見極めて買うことで、安定したリターンを得ることができる。
私はどちらかというとボラティリティのもっと高い株で勝負する方が好きだが、ユナイテッドスーパーマーケットのような株は優待どり+αの目的で複数保有している。
こういう銘柄は2017年の上昇相場が来る前に仕込んでいるので、ほっといても株価まで上がっているケースが多い。
特に板に貼り付けないサラリーマンや手元資金が少ない主婦などにはオススメの投資方法である。
以上
大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」
■関連記事
メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。 メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。 その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、 「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁... 続きを読む »
昨晩、NYダウが831ドル(3.15%)下落し、本日の日経平均は一時1000円を超す値下げを見せた。そして、終値は915円(3.89%)で引けた。本日までに含み益が150万円位出ていたが、本日の暴落に... 続きを読む »
株取引に勝つには、多大な勉強が必要になる。会社の財務諸表を読める力が必要なのはもとより、その財務諸表と会社の概要説明等から、その会社を取り巻く環境を把握する力が欠かせない。 会社を取り巻く環境とは、個... 続きを読む »
不動産を買っていると色々な業者とコミュニケーションを取ることになるのだが、彼ら同士が話をする場にも同席する事がある。 そんな会話を聞いていると何となく不動産業者の序列が見えてくる。大きな傾向としては、... 続きを読む »
2月5日にNYダウが暴落し、それに伴う一連の日本株暴落により、多額の損失が出た事先に書いた通りである。 関連リンク:2月5日(月)ブラックマンデー戦記 それ以来、株式のポートフォリオを見直し、有望だと... 続きを読む »