依存と甘えが混在した狂気!コラムニスト、わぐりめぐみとは

(写真はイメージです。コラムの異常さを写真で表現したもの)

Smart Newsで出会った異常なコラム

ある朝、Smart Newsを見ていたところ、「お釣りをキリよくしたがる男はアリ?ナシ? 話題の「釣り銭問題」と女子たちのホンネ」というタイトルの記事が掲載されていた。

お釣りをキリよくしたがる男はアリ?ナシ? 話題の「釣り銭問題」と女子たちのホンネ

わぐりめぐみ 記事一覧

タイトルのつけ方からして、一方的な見方で人を断ずる姿勢がありありと見えてイライラする。そもそもお釣りをキリよくしたがるかどうか、そんなものは人にどうこう言われる筋合いの話ではなく本人の自由である。

そして、男か女かなど、性別は全く関係ない。にもかかわらず、女の視点から男の行為を断ずるという非常に不愉快なテーマ設定にしているので一層不愉快な気持ちになる。

とは言っても読まずして断じてはいけないと思いながら読んでみた。

謎のアンケートを通じてお釣りをキリよく貰う行為を否定

誰に聞いたのか知らないが、15人にヒアリングして14人がお釣りをキリよく貰う行為に否定的という文章を纏めていた。そして14人の意見を纏めて、

「卑しい感じがする」

このような自分に都合の良い勝手な感情を、アカの他人に押し付けるという行為と、それを許している性根が「気持ち悪い」し、「卑しい」と感じるのである。

???

「他人への思いやりに欠ける男」
「いちいち細かいことに文句を言いそうな、ケチくさい男」
として、女性の目に映ってしまうのである。

???

というわけで、はい、今回の結論。

「女子と一緒にいるときは、釣り銭に細かいことを言うな!」

このひとことに尽きるのである。

小銭が増える? 札が増える? それがどうした!くらいの、おおらかな気持ちを持っている男のほうが絶対的に女子にモテることを、ゆめゆめお忘れなく。

??????

もう兎に角吐きそうだった。正に特定の方向から自分だけが正しいと信じて疑わない原理主義者の発想そのもので、文章を見ているだけで気持ちが悪い。

フラフラになりながらも最後まで読み切り、スクロールしていった。。。

そして、発見した別の記事

あたかもグロサイトで蓮画像を見てしまったような心持だった。だが、次はどんな気持ち悪い画像があるんだろう・・・という好奇心に負けてページを開く、そんな感覚だった。

クリックすると出るわ出るわ、フェミニスト寄りの自己愛型原理主義者が書いたグロ文章が飛び出してくる。思い出すだけでもゾクゾクするのだが、そのタイトルの一例を列記しよう。

現代の恋愛は男性に不利すぎる…? いま結婚相手として選ばれる男性の条件とは

あの“都市伝説”はある意味ホント? 「ディズニーデート」で露呈する男の器と女の本音

女たちが嫌う「心の狭い男」が増殖中!? 店員にブチ切れる男の本性とは?

「言ってくれればやるのに」って… 家事を「手伝う」ダメ夫のスタンス、仕事ならアウトでしょ

もう、グロサイトを見たときのように内臓が掻き立てられるような感覚がある。一体この、わぐりめぐみ、という女性はどんな広い世界を見て、何を知っていて、このように偏見に満ちた文章を書いているのか、その異常性に驚かされる。

いずれの文章も、全体的に男性を一括りにして、(自分が努力しないことを棚に上げて)批評しっぱなして〆るケースが殆どである。実に無益な内容だが、Smart News等で取り上げられており多くの人が目にするに出回っている文章としては、不愉快極まる内容となっている。

どういうことか上述の中の1つを取り上げて批評してみよう。

現代の恋愛は男性に不利すぎる…? いま結婚相手として選ばれる男性の条件とは

まずこれだが、タイトルの時点で滅茶苦茶で破綻している。そもそも、以前説明した事があるが、恋愛と結婚は別物である。

これを混同しつつ、女性が常に優遇される・良い立場にいるべきである、と信じ込んでいるので、ロジックの破綻した異常な主張を展開する事となる。

先ず文章の冒頭でいきなりこんな事が書いてある。

引用
「金は稼いできてあたりまえ(勤労の義務)」
「妻に給料を徴収されてあたりまえ(納税の義務)」
「育児に積極的に参加してあたりまえ(教育の義務)」

の、3大義務を行えることが、結婚の前提となっている。ちなみに「前提」というのは、あくまでもそのステージに上がるためのチケットのようなものであり「条件」ではないのでお間違えなきよう。

では本題に戻ろう。どのような男性であれば幸せな結婚をし、子孫を残すことができるのだろうか――女子が結婚相手に望む“願望”の変化を元に、平成末期時代に結婚できる男とはどういう男なのか、「選ばれる男性の条件」を検証してみた!

引用終

脳が完全に逝っている。意味不明な前提を置いた上で、女子の願望から選ばれる男性の条件・・・・

もうここまでで、書き進めるのが苦しい。あたかも、モンスタークレーマー社員を業務からkickoutせねばならない時ぐらいに苦しい。

そもそも、結婚市場においては、完全に男性優位な買い手市場と言っていい。女性は、妊娠・出産というタイムリミットがあり、美しさという最大の武器が25歳前後でピークアウトする。ビジネスにおいてもそうだが、交渉事は時間がないと100%不利な立場に追い込まれる。しかも自分の売りたいものの価値が下がっていくとなればなおさらである。

そんな前提を無視して、女子の願望から選ばれる男性の条件とはもう滅茶苦茶である。そして、わけのわからない文章が続く。

引用
昭和と平成の大きな違いは、少子化が広がったことにある。子どもの人数が少ない分、裕福に、何ら困ることなく育った……そう思うのは浅はかで、昭和の男尊女卑傾向はまだまだ続いているし、経済不安直下にあり、子どもに対して十分な手間暇をかけない親が多い。故に、家の中で男児でないというだけで親から差別されたり、はたまた搾取されて育ったり、学問が必要ないからと大学に行かせてもらえなかったり、ただ甘やかされて家事すら教えてもらえなかったり……そういう、“悲運”な女子が増えているのだ。
引用終

経済不安直下??家の中で男児でないというだけで親から差別???搾取???悲運な女子が増えている??

もう吐きそう。浅はかなのは、このわぐりめぐみ、という女性に他ならないとしか思えない。そして纏めに再び妄言を吐く。

引用
というわけで結論を言うと、結婚するためには、じっくりと女性と付き合い、なぜそう考えるに至ったのか話をしっかりと聞き、救済の道を拓くことが必要なのである。また、自分に与えられてきた愛情を惜しみなく妻に与えることができる、心の広さも必要だろう。そう。幸せな結婚をし、子孫を残す“勝ち組”になりたければ「カウンセリング」をおろそかにしないこと……これを脳裏に叩き込んでおくしかないのだ。

家事は妻・稼ぐのも妻・育児も妻とばかりに、男としての義務すら果たせない、自立出来ていない男は論外であることをお忘れなく……。

引用終

ロジックが飛びまくってて破綻していて、ひどい思い込みで文章を書いているので、どこから批評したらいいのかもうわからないレベルに突入しいている。最後に「男としての義務」というキーワードが登場している事からわかるが、要はこの、わぐりめぐり、という女性は、男性のあるべき像を持っており、それを強く信じ込んでいる。そして、自分が信じる姿から外れていると見るや否や非難の対象とする性質を持っている。

そもそも、結婚をして子孫を残す事が「勝ち組」という発想が大正か昭和のものだし、結婚の形も様々に変化している世の中において、差別的な発言ともとられかねない。しかも「カウンセリングをおろそかにしないことを脳裏に叩き込む」ってこれも頭がおかしい。

依存型の女性至上主義者にありがちな思考方法

まあ、どの文章を読んでもロジックが破綻していて、何の統計や根拠もなく、思い込みで書いているものばかりである。要は、女性の願望や依存心を男性のあるべき論にすり替えて、喧伝するアクティビストと言っていい。

わぐりめぐみ、という人物の文章は、自分の不満を男性の器の大きさの話にすり替えているケースが多い。

××してくれないのが不満、という姿勢はそもそも受け身で依存心の高さを示している。男性はこうあるべき、義務を果たすべき、と思い込んでいるが、自分が代わりにその義務を果たそうとは決して思わない姿勢が一層気持ち悪い。

何故私がこのように批評するのかというと、私の知る女性達は決してこのような依存心に満ち溢れた姿勢で男性と接しないからである。寧ろ性別は関係なく自分が相手をリードする気持ちを持っている。男尊女卑だ!とか抜かす前にきちんと自分で問題にアプローチし、解決できなければ相手をサポートする姿勢を持っている。

だから、自分の依存心を男性非難や器の大小で片付け、本当の意味で進歩しようとしない浅はかな態度や考え方に吐き気を催すのである。

欧米の女性像とは

わぐりめぐみ、は欧米の夫婦関係まで語っているが、いったいこの女性が何を知っているのか不愉快極まりない。彼女の経歴を見ても、まず間違いなく、小さいころから深く外人の家庭に接した機会はないだろうし、外国人と付き合った事もないだろう。

にもかかわらず、したり顔で欧米の夫婦・男女関係を引用して日本人はどうだとか言っているのが誤りに満ちている。

そもそも、欧米って一般化するな、欧米には沢山の国があって色々な個性があると言いたい。そして、例えばフランスの女性であれば、多くの人が一人で生きていく覚悟を持っている。事実婚の人も多いし、離婚も頻発している。色々な形の結婚があり、この女のように男性は稼ぐべき、とか脳にウジがわいたような、依存心に満ち溢れた発想は恥ずかしくて出来ないだろう。

グロ画像を覗く好奇心を持って、もう少しだけ調べてみた

異常な文章のオンパレードで、もうだいぶ疲れていたが、もう少し調べてみた。すると、『毎日がグチLove B型妻 VS A型夫(笠倉出版社)』という滅茶苦茶なタイトルの著作が出てきた。血液型で性格を断じるなんて非科学的で話にならない。

当然本を買うなんて金をドブに捨てるようなものなので買ってはいないが、旦那との日々を書いたものと推測される。文書を読んだだけでこの人物の性格や精神構造が透けて見えて、吐き気がするのだが、このような女性と日々を共にする旦那の苦労がしのばれる。

終わりに

これまで奢ってもらうのが当たり前と思っている女性の異常さ、と言った記事を書いてきたが、そのような発想をする女性の代表格と言っていいコラムニストを見つけたので、今回取り上げた。色々と分析していく中で、その発想の根底には、人への依存心、生きる事への甘え、責任転嫁、話のすり替え、思い込み、などが混在している事がわかった。

依存や甘えといった発想方法は周囲に悪い影響しかもたらさず、自分自身をみじめな存在に貶める事になる。このような発想の人物は意外と世の中にいる為、十分に距離を取っていきたいと思う次第である。

以上

関連リンク:【とある総合職女性との会話】婚活で売れ残る女性の特徴とは

関連リンク:デートで奢られるのが当然だと思っている女子の異常さ

関連リンク:「包容力のある男性」を求める女子 ~the日本人の女の子~

関連リンク:婚活している女性が気持ち悪いという風潮①


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

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