東京国立博物館 – 展示 表慶館 アラビアの道

2018年4月29日世界史の窓

本館とそこに連なる平成館を見た後、いよいよ今回の訪問の目的である表慶館、アラブの道を視察した。

日本ではアラブや中東との繋がりが少ないので、博物館などでもほとんど展示品が無い事が多い。なのでこの展示は非常に貴重で、ワクワクしながら見に行った。

入り口から謎のデザインの石碑。ワクワク感が高まる。いいぞいいぞ。

 

メッカに巡礼する人々、香辛料で栄えた古代の街・・・

もうこういうフレーズだけでイキそうになる。。。

 

 

ふぅ・・・

 

この地図・・・いい・・・

 

ラクダの大群。いい・・・

 

謎の石たち。古代の部屋はこれ一つ。

 

日本などとの歴史の比較。メソポタミアから始まるアラブの歴史は実に古い。ヨーロッパ文明とアジアの交流点であったことがよくわかる。

 

ディルムン。ドラクエの街のよう。うっ・・

 

香料の道・・ふぅ、ちょっと休憩しないとだめだ。

苦しい。

 

 

 

乳香、没薬。博物館の中からAmazonでポチってしまった。。。

いい・・・

<iframe style=”width:120px;height:240px;” marginwidth=”0″ marginheight=”0″ scrolling=”no” frameborder=”0″ src=”https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=qf_sp_asin_til&t=lehmanportal-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=B012VDLKA2&linkId=a5720ac7973f5105b076bc47caef83b5&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr”>
</iframe>

 

紀元前1200年にこんな鳥の土器をつくるなんて、センスが凄い。。

 

ナバテア王国とは不勉強にして知らず。

ラテン語の石碑。

ナバテア王国に飾られていた彫像。

こちらも交易で栄えた町。現代でいえば、シンガポールや香港のようなものだろう。ちなみに、最近はAmazonが交易のプラットフォームになっているが、幾らネットが発達したとしても、知的人材などの集積地というのが無くなる事はないだろう。

石板。

乳香が木からしみ出す様子を映像でとらえている。

町々を繋ぐ交易路。

昔はアラビア半島も緑豊かなオアシスだったというが、いつの間にか砂漠とテロに包まれる世界になってしまった。滅んだ古き都市。いい。。。

 

 

なんだ子のセンスは・・・いい・・

これも

こいつも

 

埋葬品だった。

 

なんだこの不思議な目をした石板は。

 

アラム文字の解読が古代中東の歴史解明につながったという。

 

巡礼の道の説明。イスラム教徒は一生に1度かならずメッカを訪問せねばならない。

旅する人々。

 

商人の墓碑。金持ちだったのだろう。

 

金の刺繍が入ったカーテン。

重厚な扉。メッカにて。

乳香を炊く香炉。茶器に通ずる形式美がある。

 

 

 

最後はサウード家の解説。

 

こんな感じで実に見ごたえがあった。2時間くらいはじっくり楽しめる。

また行きたいくらいである。歴史好きは必見の展示である。

 

以上


この記事を書いた人
りーぶら
りーぶら30代、都内在住、男性。

大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」

■関連記事

3月25日(日) 我々は今、凄まじい歴史の転換点に立っている。 NYダウは2月5日に1000ドル超、3月22日-23日に再び1000ドル超下げた。1月26日のピーク26,616ドルから、2か月で既に約...   続きを読む »

ユダヤ、キリスト、イスラムの3大宗教は時代の荒波に揉まれながら独自の発展を遂げていった。 いずれも、一神教、つまり唯一神を崇める宗教であり、相容れない性質をもつ宗教だった為、お互いがお互いを排斥してい...   続きを読む »

もともと、野村證券は株の売買を仲介する事で、手数料収入を得るビジネスモデルで成り立っていた。 ただし、オンライン株取引が始まってから、個人投資家が野村證券を通さないケースが多くなり、株の仲介ビジネスは...   続きを読む »

2日目:デリー観光   本日の行程は以下の通り。 世界遺産ラール・キラー(外観)。オールドデリー巡り。 世界遺産フマユーン廟、インド門、大統領官邸へ。昼食後、世界遺産クトゥブ・ミナールを見学...   続きを読む »

ユダヤ教は映画界に留まらずさまざまな分野に進出した。 以下に列記する企業はいずれもユダヤ人の影響下にある企業である。 マイクロソフト(現CEOスティーブ・バルマー) デル(創業者マイケル・デル) オラ...   続きを読む »

ページトップへ