Day5 商社・不動産・メガバンク面接
朝一発目から某最大手商社の一次面接。少々緊張してしまい、しゃべるスピードが速くなってしまった。無念。しかし、大体話したい事は伝えられた。話の内容がたいした事なくても、自信を持って堂々と話す事が何より重要。面接官の反応は悪くなく、通過できたと感じる。
続いて、某住友不動産の面接。どうやら一次の人事が非常に高い評価を下していたらしく、面接が一つ飛んで、いきなり部長面接。学生2対面接官1だった。隣に座ったのは同じく部活出身、しかも同じ大学の学生だった。
実際面接をしてみると、面接官の質問を引き出し上手く会話をした事で、単なるプレゼンにならず隣の学生を圧倒。面接官は非常に俺に興味を持って、高い評価を下してくれた。夜に、即日の連絡で最終面接の通知。採用が30名程度の少数採用であるため、ここまで残ったのは光栄なこと。
続いて、赤いメガバンク。一次のグループディスカッションで面接官をしていた人が、面接の相手だった。ここで、俺はストレートに自分の思いをぶつけ、ぶっちゃけ内定はいつでるのか?自分をどう評価しているか?など直接的な質問をかまし続けた。
そのフランクかつ、直球を投げ続ける態度に向こうも直球勝負をしてくれた。やがて話はもう一度就職活動を出来るならどの企業に行きたいと思うかという話になった。
面接官は、医者になりたいといった。自分たちがやっている事は所詮、金を動かし貸している事。人の人生や、生き死ににはかかわらない。実際、親族の死や、友人の死に直面した時に自分は何もしてやる事が出来なかった。だからこそ、直接生きる、という事に関われる医者になりたいと言っていた。
同期のこれから医者になる人間で、これだけ現実感を持って語れる奴がどれほどいるだろうか。腹を割って、選考という状況を超えて、思うところを話してくれる相手に、自分の考えをもって生きている人間を見て、刺激を受けた。
最後に、彼は言った。
「今回、選考に関係ないこともたくさん話した。君がどこの企業に行くかはわからない。商社か広告か、外資か、うちか。だが、社会人として君が活躍するに当たり、一つだけ人生の先輩として、社会人の先輩としてアドバイスできることがある。社会人として大いに活躍している人間は、須らく胆力がある。君が活躍したいなら胆力を醸成する事だ。」
といった。ここまで腹を割って話した面接もないだろう。恐らくお互いに、仕事人やビジネスとしてではんく、一人の人間としてお互いに興味を持ち、本音を語り合う事が出来た。非常に貴重な体験となった。
このメガバンクは、選考を受けている学生に意識が低い人たちが多く見受けられ、魅力を正直感じていなかったが、こんな人もいるのか!と驚いた。株価が急騰しました。
明日は、広告、商社の面接。本気で行きます。
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大企業に勤務するサラリーマンで、M&Aを手がけたり、世界を飛び回ったりしている。ぬるま湯に浸かって、飼い慣らされているサラリーマンが大嫌い。会社と契約関係にあるプロとしての自覚を持ち、日々ハイパフォーマンスの極みを目指している。歴史を学ぶことは未来を知ること、を掲げてしばしば世界を旅している。最近は独立して生きる力を身に付けるべく、資産運用に精を出している。好きな言葉 「人生の本舞台は常に将来に在り」
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